カテゴリ : 2014年春の日帰り旅行 - どうしてもカタクリの花を観たくて佐野に向かう&埼玉栃木群馬の県境徒歩越えをバルクで
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2014/03/29
おちゃけ空いたんで、自宅最寄りのとうきょうスカイツリー駅で下車して今回の日帰り旅行締まりました\(^o^)/
栃木駅から区間快速浅草行きに乗車してかむぱーい( ^ ^ )/□
6両でも激混みでした(O_O)が、なんとここで1ボックスまるまる空き、もち相席にはなりましたが進行順向き窓側座れました!
ので佐野の地酒、百年の夢でかむぱーい( ^ ^ )/□
江戸時代の酵母で作った純米酒、極めて濃厚で甘味も酸味も強く、雑味も少しあります。余韻は口腔上部のみ。トータルとしてはこれはアリ!!!(((o(*゜▽゜*)o)))
で、江戸酵母なのに百年とは何故か。ラベルにあるとおり、田中正造に掛けてます。そして今朝巡った、埼玉栃木群馬の3県境が入り乱れた理由は、まさに渡良瀬調整池ができたから。当時の農民の犠牲の上でできた、今日の県境徒歩越えだったんですね実は…
さまざまな犠牲の上に我々の趣味も生活も成り立ってるんだなぁというのを必ずどこか頭の隅に入れつつ、生きていかねば。
でもって(話題すっかり切り換え)、スライスチーズをアテてみましたがプロセスチーズが負けるくらいの個性があります。てことはあんまし合わないってか(^^;;
ただ、余韻が口腔内にあまり残らないのでまずいというわけではないです。
なんと群生地から公園管理所までの道端の泥地にミズバショウ&ザゼンソウ!
岩舟町と佐野市、みかも山で、カタクリ、1年分、観られたと思う!!( ´ ▽ ` )ノ
カタクリとアズマイチゲの共演、そしてニリンソウも!!(*^o^*)
山道降りてきたら佐野万葉公園かたくりの里でまたまたカタクリの花三昧\(^o^)/
なぞのきのこ
標高210m、みかも山中岳山頂に到達
メインのカタクリ群落の手前の東屋わきにて、ネコノメソウ&イチリンソウ
ついにカタクリの花と邂逅*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
と!あたしゃアズマイチゲ撮ろうとしてお立ち台にきてみたら、カタクリである\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
大満足のとちぎ花センターを後にして、隣接のみかも山公園に入りました
月下美人の焼酎漬(笑)&キソウテンガイ(笑)&ハナキリン(100均で売ってるレベルのありふれ)
1枚目のとーとつな月下美人の焼酎漬。ってなんだよそりゃと思いきや、こうするとこの形が保持されるんだとか!標本だったのね!!(◎_◎;) なお生のままでも食べられるらしいですよ月下美人の花。そしてなんでこれがこの位置で出てくるかと言えば、ここまでが湿式温室でこの後は乾式温室というその二重ドアの狭間の展示というね。(^^)
2枚目は2枚の葉のみで砂漠で1000年生き続けられる植物、キソウテンガイ。どんな名前や。
そして大温室のファイナリストはハナキリン。ちっちゃな鉢植えは100均で売ってるくらいのありふれ感ですが、こいつぁ大木化しとるがな!(◎_◎;) そしてもう1点、トゲトゲあるんでサボテンと思われてるハナキリンですが、この花見るとすぐわかる、これあからさまにトウダイグサ科だからな!!o(^_-)O もちろんピンクなのは苞であって花びらどころか蕚ですらありません。真ん中のまさに杯状花序、生殖に特化した極限までシンプルなトウダイグサ科の花あっぱれ( ´ ▽ ` )ノ
シダコーナー
1枚目は5mある木性シダ…あの葉から胞子降ってくんのか…((((;゜Д゜))))))) これ生息してる地域の人、花粉症ならぬ胞子症とかにならんのかしらん(^^;;
2・3枚目は世界最大のビカクシダ胞子葉がご覧の通り、鹿の角の形なんであります。ビカク=大鹿だそうで。 一方の、根元の鱗みたいなのは光合成専門の胞子付けない栄養葉なんだそうで!Σ(・□・;)
4・5枚目はオオタニワタリ。日本にも分布してるシダだそうですが人生初見です。デカい。というかシダっぽくない葉。でも葉の裏側は確かに胞子嚢たくさん並んでてこりゃシダだわさ!!(((o(*゜▽゜*)o)))
6・7枚目は根元がパイナップルの実みたいなリュウビンタイ。新芽がまんまゼンマイですが(笑)、大きさは多分10倍くらい。食べられないそうです(笑)。
タビビトノキ&カカオの実&バニラの実&ストレプトカーパス&ブラックキャット&ムシトリスミレ
タビビトノキって名前はこれ切ると水出てきて旅人の喉がうるおうからだそうです。どんな和名だ。てかこんだけ巨大なのは巨大温室ならではなんですよね(^^)
カカオの実もバニラの実も人生初見です。どちらも20cmくらいかな。どちらも、さんざっぱら加工しないと実用できないわけで、最初に実用化した人偉過ぎΣ(・□・;)
ストレプトカーパスはイワタバコ科。ちょっと花のカタチが気に入ったので撮ってみました。が青系はピント合わんねiPhoneカメラ(ーー;)
5・6枚目はブラックキャット(植物)です。プロレスラーの故人とは無関係かと(^^;;。確かにこれは黒猫と言えなくもない!! そして拡大してみると、やはり顔部分は苞で中に小さな花たくさんですが、じゃ髭は何?と思いきや、花になれなかった花茎が伸びてああなるそうな!!(◎_◎;)
ムシトリスミレはこちらでは籠飼いですね(^_−)−☆
バーデンベルギア&マカデミアナッツ&ペトレアの花
1枚目のバーデンベルギアには顔みたいな花という煽りがついてますが、どうみても普通にマメ科の花な気が(^◇^;)
そして!それに対する2・3枚目はこれなんの花だと思います? なんとマカデミアナッツの花!!(◎_◎;) もち人生初見です(^○^) 拡大してみると、バーデンベルギアとは逆にこちらはどうみてもマメ科の花じゃないよなぁと思いきや、これまた聞いたことないヤマモガシ科ってそれなんだよ!((((;゜Д゜)))))))
4枚目からはペトレアの花、クマツヅラ科です。 5枚目がまさに花びら5枚に見えますがこれは花びらではなくて蕚です。ではペトレアには花びらがないのかといえば… 6枚目が花びらある状態!(^^;; 花びら落ちた後に星型の蕚が残るっていう。なんじゃこりゃ。\(^o^)/
ランタナ&グレビレア&ブラシノキ&ユーフォルビア?
1枚目のランタナは日本でも最近は完全に雑草化してますので花のアップは無しですが…温室だからか、なんか木になってるんだけど!!!(◎_◎;)
2・3枚目はグレビレアの花。聞いたこともない花ですが、天然でこゆ形のやつは実に私好みである。(^◇^;) よく見れば花1つずつは普通のカタチ。でもないか。笑
4枚目のブラシノキは植栽してる民家も多いですが、間近で撮るチャンスなかなかないんで。ていうかそのまんまな和名はいかがなものか。笑
で5・6枚目、名札にはユーフォルビアって書いてありますが…これがトウダイグサ科??(・・?) と拡大してみたらぅゎ完全に杯状花序だよ!!Σ(・□・;) まさにさっき例幣使街道の道端で撮ったトウダイグサと同じ花のカタチだよ!!!♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
ベンガルヤハズカズラ&パキスタキスルテア&コエビソウ&アスクレピアス
ベンガルヤハズカズラはなんでこんな大きな花なのにキツネノマゴ科なんだよ!Σ(・□・;)
そして2枚目のパキスタキスルテアも大きいけど、これはキツネノマゴ科だよね!と思い調べたらドンピシャo(^_-)O
そして3・4枚目は言うまでもなくキツネノマゴ科のコエビソウ。思えばおととし、はままつフルーツパークでこれはじめて観て、それでキツネノマゴ科の多様さを知ったんでした。だって日本のキツネノマゴって超小さい雑草だから! そして日本のキツネノマゴも緑色のわさわさした苞の中に超小さい花つけますが、このコエビソウも同じこと。花はこの白い部分で花序に比べればはるかに小さい。でもキツネノマゴの花の20倍くらいあるけどな!笑
5枚目はアスクレピアス。これはガガイモ科だろうと予想したらこれまた当たったぞ!だれか褒めて!(^^;;
ピンクのアンスリウム&ヒスイのヒスイカズラ
と!!いきなり常設のピンク色のアンスリウムの花! まさにサトイモ科の仏炎苞に肉穂花序であります!!! ちなみに棒状の部分に付いてる突起1つ1つが1つの花ですよ(^_−)−☆ あと、サトイモ科を語る上で絶対欠かせないのは、こいつ、単子葉植物なのに、葉脈が網状なんだよ!!Σ(・□・;) 誰だ「並行な葉脈なら単子葉植物」って教えた塾講師は!(過去の私ですm(_ _)m)
そして春の温室には欠かせない! ヒスイカズラである☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ 今年は開花が遅れてるそうでまだこの高い1房のみです。4枚目は蕾、間近にある花はまだ咲いてません。どうみてもマメ科ですね!(^_−)−☆ ていうかiPhoneカメラはヒスイカズラの花にピント合いません!(`_´)ゞ
切花展示室でオキシペタルム&フランネルフラワー
とちぎ花センターのまずは無料の鉢花展示室にて食虫植物三昧!
まずはお馴染みのシェイプのウツボカズラにハエトリグサ。はいいとして、4枚目のサラセニアはそもそも知りませんでした(^^;;。ウツボカズラに近縁で、地を這う茎から直接丸まった葉がにょきっと伸びてて、この中に虫を誘うそうです。
でもって5・6枚目はもちろんモウセンゴケですが、昨夏北海道の静狩湿原で観たのとは葉が全然違う、これはナガバノモウセンゴケです。もち初見(^○^)
そして今日かなり楽しみにしてきたのが、ムシトリスミレの花!(((o(*゜▽゜*)o))) スミレとは無関係な食虫植物ですが、この超ロングな距がかわゆすぎる☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ そして9枚目のシズル感ある葉で虫を絡め取って消化するんですよ((((;゜Д゜)))))))
ホント、カタクリの花1年分と、サトイモ科まつりを堪能できましたヾ(@⌒ー⌒@)ノ
次回の旅行は、
来週末の鳴子温泉郷行きとなります。追記:鳴子行きは再々来週に延期になりましたm(__)m 明日夜からは京都に向かいます。