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カテゴリ : 2007-2008年地獄の年越旅行 - 東京近郊区間最長O型大回りツアー

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2008/04/09

近郊区間大回りO型ツアーで利用したきっぷ

相変わらず、いやそれ以上にワタクシについて盛り上がっている(笑)2ちゃんねる補充券スレですが、そちらはスルー。
今日は久々に(という気分で)O型きっぷ画像として、大晦日終夜運転でまわった東京近郊区間最長O型大回りツアー1月にまわった新潟近郊区間最長O型大回りツアーで用いたO型きっぷ他を紹介します。

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2008/01/01

錦糸町駅北口有人改札から出場して東京近郊区間最長O型大回りツアー大フィニーッシュ♪(*^ ・^)ノ⌒☆

「昨晩から継続乗車船で大回り乗車をしていました」と申告しまして快く無効印をいただき出場\(^_^)/
次回ツアーはあさって3日の阿武隈急行通過連絡O型&ニセO型ツアーwith飯坂温泉、さらに翌4日からはJR東日本最長O型きっぷの旅PART4となります(^-^)ノ~~

錦糸町駅でついに下車!

営業キロ合計で788.6kmを乗車し切りましたo(^▽^)o
しかし最後の〆がまだあります…

東京駅総武快速線ホームから東京近郊区間最長O型大回りツアーラストラン・快速佐倉行き

冷静に考えると、昨晩以来東京駅は3回め…本来の原則からすればイリーガルですが、特例2発につきこれが経路としては初回となります(^_^;)
偶然にギリギリ座れましたよ…願わくば、この運気が有人改札出場時までもつことをっっ!

京葉線東京駅に到着

さぁここから総武線快速ホームまで、東京駅乗り換え中最も過酷なルートを通ります。途中下車できるのであればそこそこ近いわけですが、大回りなワタクシにはそれはムリなのでありんす。(^_^;)
なお他のヲタなみなさまは、1本前の総武線快速に乗るためか、南船橋駅から乗り込む時点で最適化されたドア口を選んでて、到着と同時に走っていかれたようです…(・_・;)

ついに東京都に帰還、葛西臨海公園駅で特急通過待ち

あとわずかであります…

南船橋駅から京葉線各停東京行き

ラス前となります。結局ヲタは10人くらいかしらん。

西船橋駅から京葉線2南船橋行き

予定前倒しでちゃくちゃくと前進しております三 (/ ^^)/

予定前倒し完全確定、千葉駅で別ホーム2分差乗り換えに成功して総武線各停三鷹行き

ちょっと急ぎまして、シート端で呼吸を整えます。この乗り換えについてきたヲタのみなさまは少な目のようです。

予定微妙に前倒しして外房線各停千葉行き

船橋から予定復帰の予定です。

すっかり夜になって成東駅ゼロ番線の東金線大網行きにお乗り換え

やったo(^-^)o 今日はじめてのセミクロス車でボックス占有(*^-^)b
しっかし、たぶん過半数がヲタですよこの列車…(^o^;)

佐倉駅から総武本線成東回り銚子行き

いやーヲタ多いなぁ。笑

成田駅から成田線千葉行き

センスレスなカラーリング┐(´ー`)┌はともかく、成田山参拝帰りのみなさまでさすがに座れません。

東我孫子駅で交換待ち

小学生時代、10円で入場券買ってここが無人駅と知らず降りてしまい、どうやって帰ろうかとパニクってたあのころ…

千葉県に入りまして我孫子駅から成田線成田行き

弥生軒は3日からの営業です。(ノ_・。)

土浦駅で後ろに5両増結&特急待避につき17分も停車

につき橋上のNEWDAYSで補給。

友部駅から常磐線各停上野行き

ここから一気に千葉県へと向かいます。なお今日はグリーン車は使ってませんよ。

小山駅出てすぐのデッドせくすぃおん

いやー、電気が消えるって、ほんっっとうに、いいもんですねぇ…

小山駅から水戸線勝田行き

結局ここまでロングシートばかりで、千葉鉄局までクロスには逢えませんでした…
水戸線はちょうどゆったり満席程度で、やはりひざしが睡魔を誘います…ZZzz....

高崎駅から両毛線から小山行き

今回最大の乗り換え難所をクリア(*^-^)b しかし…オールロングな107系ぢゃんorz

籠原駅で前5両切り離し

ちゃんと大宮駅での案内放送に従ってたため移動なし(^-^)/ なお途中から座れてますよ('-^*)/

大宮駅から特別快速高崎行き

大混雑でぜんぜん座れません…がひさびさにトイレがある車両ですな('-^*)/

川越駅から川越線快速新木場行き

うぉぉぉぉりんかい線車、たぶん今回唯一の他社車両であります(☆o☆)

今冬用の18を買った高麗川駅から川越線

3分またまたリフレッシュ、ヲタグループそのまんま。

東飯能で交換待ち

たまには冷たい空気もいいもんですね! とついさっきまで寒がりまくってながら言う。笑

八王子駅から八高線→川越線川越行き

速報しませんでしたがわたり線しっかとわたりましたよ(*^-^)b
ようやく寒くはなくなってきてタイピングスピードも戻ってきました(^O^)/
しかしそれにしても南浦和で見掛けたヲタが少なくとも6人は乗ってます。(^o^;)

宮山駅で寒川神社詣でのみなさま大量下車

でもさほどの混雑ではなし(^-^)

茅ヶ崎駅から相模線→横浜線直通八王子行き

ここからは橋本駅わたり線に初乗りもさることながら、半自動ドアですよダンナ! o(^▽^)o あったかーい(*^_^*)

大船駅から快速小田原行き

湘南新宿ラインからの直通、空いてます(^-^)/

横浜駅から根岸線大船駅

駅近辺は輻輳激しく測地なしm(_ _)m
夜も明けました(^-^)/ 予定よか1本早く進んでます。

品川駅でお買い物&から横須賀線久里浜行き

NEWDAYSと常盤軒はぬわんと終夜営業o(^▽^)o ですが常盤軒大混雑につきコンビニで調達のみ。
横須賀線もまあまあ乗ってます。

川崎駅から京浜東北線大宮行き

寒ささらに増加ちう…車内は混んでますが座れてます。

立川駅から南武線川崎行き

定期始発。なかなかドア開かず激寒ですたY(>_<、)Y
こやつには、JR東日本最長O型ツアー初日と同じく、終点川崎駅まで乗り通します。つーかここから八王子まで初日と完全同ルートやん(^_^;)

西国分寺駅から赤い中央線高尾行き

ここまでが終夜運転です。またまた立ち。

新小平駅

もう眠くなってきちゃいました…まだあと17時間半あるっつーのに(^_^;)

武蔵浦和駅から武蔵野線府中本町行き

一段と冷えた50分待ちは辛かった…ヽ(゜▽、゜)ノ
隣駅南浦和からここまで散々迂回しつつ、ふたたび武蔵野線を進みます。ギリギリ座れましたがそんなことよりあったかーい(#^-^#)

赤羽駅から埼京線大宮行き

30分待ちはキツかった…ってまだまだ先は長すぎるんですが(^o^;)
埼京線はここまでで最強の混雑、ラッシュに近いっすよ…(>_<)

南浦和駅から京浜東北線大船行き

今日は冷えますよY(>_<、)Y
しかし…なぜにこの変哲なき列車にこんなに撮り鉄が群がってるでつか(?_?)
車内はかなりの混雑(☆o☆)

新松戸駅から武蔵野線府中本町行き

新松戸駅には待合室もなく寒かったY(>_<、)Y
武蔵野線は意外に混んでますよ(☆o☆)

松戸駅から各停我孫子行き

さすがにホーム冷えてきました。JR車でガランガラン、やぱこの向きに乗る需要は少ないんでせうか。

日暮里駅から快速取手行き

というわけで2008年になりました。今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
メインぶろぐは心をいれかえまして(^_^;)今年は毎日更新したいと思います!

#なおただいま、東京近郊区間大回りをしております。リアルタイムレポートは旅blogにてブチキレ速報中です(^-^)ノ~~

2007/12/31

神田駅までは4回目の乗車でした(^o^;)

ぶっちゃけ、ここまで乗っときながら「「6の字大回り」は回避します」もへったくれもねーだろ、とも言いますが(^_^;)、「6の字大回り」回避は「迂回のあげく目的駅まで着いたあとさらに乗るのは社会通念上どうなのか」というマイ解釈なので、今回は目的駅たる錦糸町には達してませんから(^o^;;;;)

東京駅から京浜東北線大宮行き

というわけで今回は「特定分岐の特例」により、田端以遠から三河島以遠へと抜ける場合(大回り中含む)になぜか日暮里-東京間を複乗できるため、それを使って駅ナカの東京エキッチンに来てみたわけですが…(もういいよ、爆)
まじめなところ、この区間は上野駅通過の東北新幹線と常磐線とを乗り継ぐ場合を想定した特例ですが、その後東北新幹線が東京近郊区間からはずされた後もなぜか複乗可区間がそのまま残されてるっていう「妙な区間」ではあります。もしこれが意図的なものだとすれば、それは東京駅ナカを使わせるためとしか思えないわけでして(^_^;)

今回2度目の東京駅で下車して東京エキッチンに寄ってみる

えーっ、ここに立ち寄りたかったから東京駅まで来たのにもう閉店してるのーっ(棒読み)

さらに神田駅からは3度目の乗車に…

いやぁこれいいんでしょうか…(ってやってる本人がやりながら言うんかい>じぶん)

さらに秋葉原駅を2度目の通過

ここからは、さっき京浜東北線・今山手線となりますが、線籍としては完全に同じ東北本線を2度乗りに突入であります(^o^;) もちろん普通ならこれは複乗で大回りルール違反ですが…(^o^;)

日暮里駅で降りません!

大回りルート的にはここから常磐線に乗り換えなければならないわけですが…

お得意の前倒しで新宿駅から山手線外回り

新宿駅の新特急ホームにはそれなりにこれからの乗客の列ができてましたよ(^O^)/
新宿からは山手線外回りでぐるっとまわります三 (/ ^^)/

四ッ谷駅通過時に検札

見事に車掌さん凍結…「大回り中です…」と申し上げたところ、それでもかなり間が空きましたが、「はい…どうぞ」とスタンプに触られつつ(ノ_・。)ぶじ返却です。ほっ。

神田駅を見事に通過しましてここから大回りルートに復帰です三 (/ ^^)/

というわけでいわゆる「分岐駅通過列車乗り継ぎ時の特例」を行使し、合法的に神田-東京間を複乗しました(*^-^)b

東京駅から特急かいじ123号甲府行き

というわけでわざわざ鳴子御殿場駅で買った、新宿までのB自由席特急券をここから併用です(*^-^)b 乗客は思ってたよかは多く、1両あたり5〜6人は乗ってます(☆o☆)

東京駅中央通路のKIOSKでホールズシークヮーサーを買う

そして1段高い中央快速線ホームにあがるもまだ先行する快速が2本止まってます。しかしこれらに乗ってしまったら、ものの見事に不正乗車成立です!!( ̄□ ̄;)!!

東京駅で京浜東北線を下車

近郊区間大回りは、片道乗車券の経路として成立する経路を、きっぷ券面の経路や額面と無関係に乗車してよいルールを利用します。つまり同じ駅を途中で2回以上通過してはいけなく(いわゆる「6の字大回り問題」はこのあたりにも関係)、今回のルートでは明日の最後に京葉線→総武快速線の乗り継ぎでここ東京は通る予定なのです。つまり本来としては今東京まで乗ってきたのは不正乗車に見えますが…(つづく)

神田駅から禁断の区間突入ーっ三 (/ ^^)/

大回り経路ではここから中央快速線に乗り換えねばなりませんが…三 (/ ^^)/

秋葉原駅から京浜東北線蒲田行き

またまたシート端o(^▽^)o

行程どおりのトップバッター、錦糸町駅22時19分発の御茶ノ水行きに乗車

立ち若干程度の混み具合ですが、ぬわんとシート端に座れました(・ω・)/

鳴子御殿場駅で買った錦糸町→錦糸町の乗車券を自動改札に通しまして東京近郊区間最長O型大回りツアー開始

これから22時19分発の列車に乗りまして、終着は明日夜21時半を予定しちょります…(^_^;)

いよいよもうすぐ、地獄の東京近郊区間最長O型大回りツアー開始

帰宅後6時間ほど寝ましてかなりスッキリしました(^^)

では今から788.6kmの旅を開始すべく、錦糸町駅に向かいますです(^O^)

2007/12/27

なぜ東京近郊区間最長O型大回りの営業キロ合計は788.6kmなのか

東京近郊区間最長O型大回りルートにおいて、特例による複乗を組み込み、「6の字大回り問題」を回避した場合の営業キロ通算の最長は788.6kmとなります。
一方、このルート上には「全国最短O型きっぷ」となる「御茶ノ水-神田-秋葉原-御茶ノ水」というO型ルートが存在し、このきっぷを買って「最長O型大回りルート」に乗る、というのは、O型きっぷマニア(というのはたぶん全宇宙で私しかいませんが)にとって無上のよろこびです。笑

この「複乗あり最長ルート」では、日暮里-東京間で特定分岐区間通過特例(規程149条)による・また神田-東京間で分岐駅通過列車特例(規程151条)による複乗を行うことで距離を稼ぎます。
しかし後者は、「分岐駅となる神田駅を通過する列車」に乗車しなければ行使することができません(前者は普通乗車券の場合常に行使できる:ただしこの特例は、東北新幹線が東京近郊区間でなくなった現在は旅客利便性を失っており、いつ上野まで短縮されてもおかしくありません)。
そして「神田駅を通過する列車」は、朝に上り・夜遅くに下りの運転がある中央線特急、および昼間に快速運転を行う京浜東北線のみです(前述のとおり、各種新幹線は近郊区間外のため乗車できません)。

だがしかし、そもそも最長O型大回りルートは、複乗をまったく行わなかったとしても1日の間に回り切ることができず、終夜運転の活用が必須となるにもかかわらず、京浜東北線の快速運転はこの期間には行われないのです!

ということで、この複乗のためには東京発着の特急を利用するしかなく、これらはすべて御茶ノ水駅に停車しません。
よって「全国最短O型きっぷ」を使い、かつ中央線特急に乗るには秋葉原または神田を発着駅とする他ないのですが、しかしそうすると今度は、日暮里-東京の複乗を行った時点で、「6の字大回り問題」に類似の事態=「経路の途中で、目的駅を通ってしまう」という問題が発生してしまいます。

これらのことから、(マイ実乗ルールをきちんと当てはめれば)「全国最短O型きっぷ」は「最長O型大回りルートの実乗」のためには利用できず、次善の策として「ルート上でキロ数の短さ次点」となる「錦糸町-秋葉原-東京-錦糸町」というきっぷを使うこととなりました

……とここまでは経緯のまとめ。
一方の「特例による複乗アリでの最長O型ルート」は、なぜ788.6kmであると言い切れるのか?
SWAさん謹製のLOP toolkitをO型用に改造したスクリプトで、複乗なしでの最長O型ルートは、今回のルートに複乗部分を加えない、774.4kmと計算されていますが、複乗は特殊ルールのため定式化が難しく、今回は相当ad hocな計算を繰り返すことで、これが最長であることを確認してあります。
以下、その確認の過程をメモにして公開しますが、あまりにマイナーかつ煩雑な話なので、詳細は興味のある方のみお読みくださいませ。。。

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夏に自分で決めたルールを、あたふたしてすっかり無視してました…きっぷ変更&最長貫徹!

いろいろあわてふためいてしまって「最長実乗は断念」とかなんとかを二転三転しつつも宣言してしまいましたが、実はそれ以前に、それじゃ自分で決めてたマイルールと違うやん、という根本的なところをすっかり忘れてました…大苦笑

実は、福岡近郊区間での最長大回りをいざ実乗しようという直前に、思いつきで分岐駅通過特例を組み込んでしまい、じゃー他の近郊区間での最長大回りも同じようにしようかと、8月に「最長O型大回りルール」を勝手に、脳内だけでなく(電子)文章に残して決めていたのです。

「最長大回り」の計算ルール

 最長・最短・最安値O型きっぷの定義では「運賃計算キロを用いる」としましたが、この最長大回りO型きっぷでは、きっぷ自体の表示と乗車経路が一致していません。そして目標は「できるだけ長距離にわたり乗車する」ことなのですから、実際の乗車キロ数に近い営業キロを用いて最長経路を算出することとします。その上で、そのルートを乗車できる、最短ないし最安O型きっぷを採り上げることとします。

区間外乗車特例も考慮します

 さらに、最長大回りの主役は「きっぷ」ではなく「乗車」だということから、実際の乗車を前提とし、「区間外乗車の特例」が存在する部分で「はみ出し」乗車を行える場合、そのはみ出した部分の往復の営業キロも算入することとします。(後略)

…つまりですね。
日暮里-東京と神田-東京の複乗を同時に行え、「6の字大回り問題」を回避でき、終夜運転で実乗可能な行程が組めるようなO型ルートが存在するのなら、そのO型きっぷを買って大回りすべし、ということです。
もっとストレートに書けば、全国最短である「御茶ノ水-神田-秋葉原-御茶ノ水」でなければならないなんてことはない、ということなのです。

今回のO型ルート上にある、すなわち最長O型大回りが可能なO型きっぷを発券し得る、極小となるループのうちの最短は無論上記のとおりで営業キロ2.9kmですが、次点は「錦糸町-秋葉原-東京-秋葉原」で営業キロ10.2km。そしてこのルートであれば、神田-東京の複乗を、夜遅くに東京駅を出発して神田駅を通過する中央線特急への乗車で問題なく為すことができるのです。

というわけで、大変に混乱をしましたが、ルートとしてはまさに自宅最寄駅である錦糸町駅を発着駅とし、210円きっぷにB自由席特急券500円を加えた710円を運賃とした大回りを、まさに実行することとなりました。
更新された行程表は→こちらとなります

2007/12/12

当初構想ルートでは「6の字大回り問題」に抵触してしまう…地獄の31時間コースしかないのか!?!?→それ

大晦日〜元日の終夜運転を利用しての東京近郊区間最長O型大回りツアーですが、当初考えてた「秋葉原→秋葉原」では、いわゆる「6の字大回り問題」(ウチ的には「P型大回り問題」)と類似の問題に衝突することに、いまさらながら気づきました…

「6の字大回り問題」とは、つまり東京近郊区間内で迂回する「大回り乗車」において、A駅→B駅→C駅→B駅という乗車は可能か? という問題です。
具体的に小さな例で書きますと、御徒町から秋葉原までで130円のきっぷを買い、御徒町から山手線内回りで代々木に出てそこから総武線緩行で秋葉原で下車することは許されるのか? ということで、この場合、秋葉原を2度通過しています。
JRの片道乗車券は「環状線一周を超えない」「折り返さない」ですので、一般的にはA駅→B駅→C駅→B駅という乗車券は「2度めのB駅ではじめて環状線一周となる」以上、片道乗車券として発売されます。現に、関口ジュニアがNHK番組で行使した「最長片道切符」は稚内→肥前山口ですが肥前山口を1度通過した後改めて肥前山口で下車するきっぷでした。
しかし、御徒町→代々木→秋葉原という乗車を、当初からこのルートを指定したマルス券(400円になります)を購入して実行することには何ら問題がないはずなのですが、これを130円きっぷで乗ってよいのかどうか?
実は規則上、この大回りを認めない条文が存在しないため、「認められることになってしまう」、この「なってしまう」が肝要ですが、結論としてはOK、という意見が主力です。しかしこの場合、秋葉原を既に通過していますので、社会通念的に、通過した時点で運送契約は完了しているので認められないのではないか? という少数意見も存在しています。

さて、そこで当初の行程案です。
当初案では大晦日遅くに秋葉原を出発して、そこから東京に出、神田駅を通過する特急かいじで新宿に出、新宿から山手線外回りで東京に出、東京から上野に戻って以降は普通の(いやちっとも普通じゃありませんが、笑)ルートとなり、比較的効率よく終夜運転を利用して南武線の初電につながります。
このルートでは、東京駅をその後も含めて3回通過するのですが、うち2回は分岐駅通過特例および特定分岐特例を利用しており、それ自体は合法です。
しかし、2度めの東京駅通過、すなわち新宿→東京→上野の過程で、きっぷの終着駅である秋葉原駅を、1度どころか2度、通過することになります。
これはまさに、趣旨としては「6の字大回り問題」そのものではありませんか!!

今回は、130円という金額のみ書かれたきっぷではなく、秋葉原→秋葉原というマルス券にはなるのですが、それでもちょっとひっかかるなぁ、という感じはします。
そしてこのルートでそれを回避するには、2度めの東京折り返しを、御徒町駅で行うこととなってしまい、営業キロのトータルが大幅に(でもないか、笑)減少してしまうこととなるのです。

これを回避するのは実はルート的には簡単で、お茶の水→お茶の水とすれば問題ありません。
ただしその場合、当初行程における1度めの東京駅通過(によるキロ稼ぎ)=分岐駅通過特例を行使するためには、昼間しか運転されていない京浜東北線快速を利用することが必須となります。
しかし、まだ精緻に検討はできていないのですが、そのルートをとるためには終夜運転がほとんど活用できず、「駅員さんにホーム上から追い出されずに合法的に夜通し居座る」ためだけに大晦日という条件を利用することになってしまうようです。。。
同じ向きに回る場合、バッファ込みで大晦日の朝6時にお茶ノ水を出発し、普通にまわると我孫子着23時57分、我孫子駅は終夜運転の中途のため、こことあと成田駅くらいでベンチに居座ってから佐倉駅を元日5時51分に出る総武本線始発銚子行きに乗って再開、さらにこのあと相当にちんたら回って、東京駅ナカあたりで時間をつぶして、秋葉原10時26分発の始発快速磯子行で神田駅を通過し、お茶の水に到着するのは11時前と、地獄の31時間コースになってしまうようです…
→不可能と判明しました

ちょっと今週は忙しいので、逆回りの行程は来週調べてみることにしてみますが、しかし前日までJR東日本大回りしてて31時間コースは体力的にキツすぎます。。。あぁどうしよう。涙
それよか、当初行程で強行突破の方がよいのかなぁ。。。

追記:ゆりこちゃんからコメントにてご指摘ありまして調べましたが、確かにこの期間は前面運休でした!>京浜東北線快速
ということでこのエントリ自体意味がなくなりましたので明日さらに別エントリで考えることにします。

再追記:明日はやっぱり時間がないので(きっぷスキャン優先で)、詳細な検討は来週に行いますが、快速運転がないということは神田-東京間の分岐駅通過特例利用のためには「秋葉原発で中央線特急利用」しかなく、一方そうすると「6の字大回り問題」に衝突することで御徒町-東京間の往復乗車がボツりますので、距離的にはお茶の水発の方が相対的に長いことになりますね。かつ、こちらですと時間帯を自由に選んで出発できますよね(感涙)。
ただ、実は、特例を利用した最長ルートについて、「6の字大回り問題」を無視した場合はこれが最適解であることをいったん確認したのですが、神田-東京間往復ぶんを減算したものがなお最長かどうかはちょっと手元のメモからは判然としないんですよね。。。これの検討もやはり来週にがっつりと行おうと考えてます。