カテゴリ : 2007-2008年地獄の年越旅行 - 東京近郊区間最長O型大回りツアー
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2008/04/09
近郊区間大回りO型ツアーで利用したきっぷ
2008/01/01
錦糸町駅北口有人改札から出場して東京近郊区間最長O型大回りツアー大フィニーッシュ♪(*^ ・^)ノ⌒☆
東京駅総武快速線ホームから東京近郊区間最長O型大回りツアーラストラン・快速佐倉行き
京葉線東京駅に到着
八王子駅から八高線→川越線川越行き
立川駅から南武線川崎行き
武蔵浦和駅から武蔵野線府中本町行き
2007/12/31
神田駅までは4回目の乗車でした(^o^;)
東京駅から京浜東北線大宮行き
さらに秋葉原駅を2度目の通過
東京駅から特急かいじ123号甲府行き
東京駅中央通路のKIOSKでホールズシークヮーサーを買う
東京駅で京浜東北線を下車
いよいよもうすぐ、地獄の東京近郊区間最長O型大回りツアー開始
帰宅後6時間ほど寝ましてかなりスッキリしました(^^)
では今から788.6kmの旅を開始すべく、錦糸町駅に向かいますです(^O^)
2007/12/27
なぜ東京近郊区間最長O型大回りの営業キロ合計は788.6kmなのか
東京近郊区間最長O型大回りルートにおいて、特例による複乗を組み込み、「6の字大回り問題」を回避した場合の営業キロ通算の最長は788.6kmとなります。
一方、このルート上には「全国最短O型きっぷ」となる「御茶ノ水-神田-秋葉原-御茶ノ水」というO型ルートが存在し、このきっぷを買って「最長O型大回りルート」に乗る、というのは、O型きっぷマニア(というのはたぶん全宇宙で私しかいませんが)にとって無上のよろこびです。笑
この「複乗あり最長ルート」では、日暮里-東京間で特定分岐区間通過特例(規程149条)による・また神田-東京間で分岐駅通過列車特例(規程151条)による複乗を行うことで距離を稼ぎます。
しかし後者は、「分岐駅となる神田駅を通過する列車」に乗車しなければ行使することができません(前者は普通乗車券の場合常に行使できる:ただしこの特例は、東北新幹線が東京近郊区間でなくなった現在は旅客利便性を失っており、いつ上野まで短縮されてもおかしくありません)。
そして「神田駅を通過する列車」は、朝に上り・夜遅くに下りの運転がある中央線特急、および昼間に快速運転を行う京浜東北線のみです(前述のとおり、各種新幹線は近郊区間外のため乗車できません)。
だがしかし、そもそも最長O型大回りルートは、複乗をまったく行わなかったとしても1日の間に回り切ることができず、終夜運転の活用が必須となるにもかかわらず、京浜東北線の快速運転はこの期間には行われないのです!
ということで、この複乗のためには東京発着の特急を利用するしかなく、これらはすべて御茶ノ水駅に停車しません。
よって「全国最短O型きっぷ」を使い、かつ中央線特急に乗るには秋葉原または神田を発着駅とする他ないのですが、しかしそうすると今度は、日暮里-東京の複乗を行った時点で、「6の字大回り問題」に類似の事態=「経路の途中で、目的駅を通ってしまう」という問題が発生してしまいます。
これらのことから、(マイ実乗ルールをきちんと当てはめれば)「全国最短O型きっぷ」は「最長O型大回りルートの実乗」のためには利用できず、次善の策として「ルート上でキロ数の短さ次点」となる「錦糸町-秋葉原-東京-錦糸町」というきっぷを使うこととなりました。
……とここまでは経緯のまとめ。
一方の「特例による複乗アリでの最長O型ルート」は、なぜ788.6kmであると言い切れるのか?
SWAさん謹製のLOP toolkitをO型用に改造したスクリプトで、複乗なしでの最長O型ルートは、今回のルートに複乗部分を加えない、774.4kmと計算されていますが、複乗は特殊ルールのため定式化が難しく、今回は相当ad hocな計算を繰り返すことで、これが最長であることを確認してあります。
以下、その確認の過程をメモにして公開しますが、あまりにマイナーかつ煩雑な話なので、詳細は興味のある方のみお読みくださいませ。。。
夏に自分で決めたルールを、あたふたしてすっかり無視してました…きっぷ変更&最長貫徹!
いろいろあわてふためいてしまって「最長実乗は断念」とかなんとかを二転三転しつつも宣言してしまいましたが、実はそれ以前に、それじゃ自分で決めてたマイルールと違うやん、という根本的なところをすっかり忘れてました…大苦笑
実は、福岡近郊区間での最長大回りをいざ実乗しようという直前に、思いつきで分岐駅通過特例を組み込んでしまい、じゃー他の近郊区間での最長大回りも同じようにしようかと、8月に「最長O型大回りルール」を勝手に、脳内だけでなく(電子)文章に残して決めていたのです。
「最長大回り」の計算ルール
最長・最短・最安値O型きっぷの定義では「運賃計算キロを用いる」としましたが、この最長大回りO型きっぷでは、きっぷ自体の表示と乗車経路が一致していません。そして目標は「できるだけ長距離にわたり乗車する」ことなのですから、実際の乗車キロ数に近い営業キロを用いて最長経路を算出することとします。その上で、そのルートを乗車できる、最短ないし最安O型きっぷを採り上げることとします。
区間外乗車特例も考慮します
さらに、最長大回りの主役は「きっぷ」ではなく「乗車」だということから、実際の乗車を前提とし、「区間外乗車の特例」が存在する部分で「はみ出し」乗車を行える場合、そのはみ出した部分の往復の営業キロも算入することとします。(後略)
…つまりですね。
日暮里-東京と神田-東京の複乗を同時に行え、「6の字大回り問題」を回避でき、終夜運転で実乗可能な行程が組めるようなO型ルートが存在するのなら、そのO型きっぷを買って大回りすべし、ということです。
もっとストレートに書けば、全国最短である「御茶ノ水-神田-秋葉原-御茶ノ水」でなければならないなんてことはない、ということなのです。
今回のO型ルート上にある、すなわち最長O型大回りが可能なO型きっぷを発券し得る、極小となるループのうちの最短は無論上記のとおりで営業キロ2.9kmですが、次点は「錦糸町-秋葉原-東京-秋葉原」で営業キロ10.2km。そしてこのルートであれば、神田-東京の複乗を、夜遅くに東京駅を出発して神田駅を通過する中央線特急への乗車で問題なく為すことができるのです。
というわけで、大変に混乱をしましたが、ルートとしてはまさに自宅最寄駅である錦糸町駅を発着駅とし、210円きっぷにB自由席特急券500円を加えた710円を運賃とした大回りを、まさに実行することとなりました。
更新された行程表は→こちらとなります。
2007/12/12
当初構想ルートでは「6の字大回り問題」に抵触してしまう…地獄の31時間コースしかないのか!?!?→それ
大晦日〜元日の終夜運転を利用しての東京近郊区間最長O型大回りツアーですが、当初考えてた「秋葉原→秋葉原」では、いわゆる「6の字大回り問題」(ウチ的には「P型大回り問題」)と類似の問題に衝突することに、いまさらながら気づきました…
「6の字大回り問題」とは、つまり東京近郊区間内で迂回する「大回り乗車」において、A駅→B駅→C駅→B駅という乗車は可能か? という問題です。
具体的に小さな例で書きますと、御徒町から秋葉原までで130円のきっぷを買い、御徒町から山手線内回りで代々木に出てそこから総武線緩行で秋葉原で下車することは許されるのか? ということで、この場合、秋葉原を2度通過しています。
JRの片道乗車券は「環状線一周を超えない」「折り返さない」ですので、一般的にはA駅→B駅→C駅→B駅という乗車券は「2度めのB駅ではじめて環状線一周となる」以上、片道乗車券として発売されます。現に、関口ジュニアがNHK番組で行使した「最長片道切符」は稚内→肥前山口ですが肥前山口を1度通過した後改めて肥前山口で下車するきっぷでした。
しかし、御徒町→代々木→秋葉原という乗車を、当初からこのルートを指定したマルス券(400円になります)を購入して実行することには何ら問題がないはずなのですが、これを130円きっぷで乗ってよいのかどうか?
実は規則上、この大回りを認めない条文が存在しないため、「認められることになってしまう」、この「なってしまう」が肝要ですが、結論としてはOK、という意見が主力です。しかしこの場合、秋葉原を既に通過していますので、社会通念的に、通過した時点で運送契約は完了しているので認められないのではないか? という少数意見も存在しています。
さて、そこで当初の行程案です。
当初案では大晦日遅くに秋葉原を出発して、そこから東京に出、神田駅を通過する特急かいじで新宿に出、新宿から山手線外回りで東京に出、東京から上野に戻って以降は普通の(いやちっとも普通じゃありませんが、笑)ルートとなり、比較的効率よく終夜運転を利用して南武線の初電につながります。
このルートでは、東京駅をその後も含めて3回通過するのですが、うち2回は分岐駅通過特例および特定分岐特例を利用しており、それ自体は合法です。
しかし、2度めの東京駅通過、すなわち新宿→東京→上野の過程で、きっぷの終着駅である秋葉原駅を、1度どころか2度、通過することになります。
これはまさに、趣旨としては「6の字大回り問題」そのものではありませんか!!
今回は、130円という金額のみ書かれたきっぷではなく、秋葉原→秋葉原というマルス券にはなるのですが、それでもちょっとひっかかるなぁ、という感じはします。
そしてこのルートでそれを回避するには、2度めの東京折り返しを、御徒町駅で行うこととなってしまい、営業キロのトータルが大幅に(でもないか、笑)減少してしまうこととなるのです。
これを回避するのは実はルート的には簡単で、お茶の水→お茶の水とすれば問題ありません。
ただしその場合、当初行程における1度めの東京駅通過(によるキロ稼ぎ)=分岐駅通過特例を行使するためには、昼間しか運転されていない京浜東北線快速を利用することが必須となります。
しかし、まだ精緻に検討はできていないのですが、そのルートをとるためには終夜運転がほとんど活用できず、「駅員さんにホーム上から追い出されずに合法的に夜通し居座る」ためだけに大晦日という条件を利用することになってしまうようです。。。→不可能と判明しました
同じ向きに回る場合、バッファ込みで大晦日の朝6時にお茶ノ水を出発し、普通にまわると我孫子着23時57分、我孫子駅は終夜運転の中途のため、こことあと成田駅くらいでベンチに居座ってから佐倉駅を元日5時51分に出る総武本線始発銚子行きに乗って再開、さらにこのあと相当にちんたら回って、東京駅ナカあたりで時間をつぶして、秋葉原10時26分発の始発快速磯子行で神田駅を通過し、お茶の水に到着するのは11時前と、地獄の31時間コースになってしまうようです…
ちょっと今週は忙しいので、逆回りの行程は来週調べてみることにしてみますが、しかし前日までJR東日本大回りしてて31時間コースは体力的にキツすぎます。。。あぁどうしよう。涙
それよか、当初行程で強行突破の方がよいのかなぁ。。。
追記:ゆりこちゃんからコメントにてご指摘ありまして調べましたが、確かにこの期間は前面運休でした!>京浜東北線快速
ということでこのエントリ自体意味がなくなりましたので明日さらに別エントリで考えることにします。
再追記:明日はやっぱり時間がないので(きっぷスキャン優先で)、詳細な検討は来週に行いますが、快速運転がないということは神田-東京間の分岐駅通過特例利用のためには「秋葉原発で中央線特急利用」しかなく、一方そうすると「6の字大回り問題」に衝突することで御徒町-東京間の往復乗車がボツりますので、距離的にはお茶の水発の方が相対的に長いことになりますね。かつ、こちらですと時間帯を自由に選んで出発できますよね(感涙)。
ただ、実は、特例を利用した最長ルートについて、「6の字大回り問題」を無視した場合はこれが最適解であることをいったん確認したのですが、神田-東京間往復ぶんを減算したものがなお最長かどうかはちょっと手元のメモからは判然としないんですよね。。。これの検討もやはり来週にがっつりと行おうと考えてます。
相変わらず、いやそれ以上にワタクシについて盛り上がっている(笑)2ちゃんねる補充券スレですが、そちらはスルー。
今日は久々に(という気分で)O型きっぷ画像として、大晦日終夜運転でまわった東京近郊区間最長O型大回りツアー、1月にまわった新潟近郊区間最長O型大回りツアーで用いたO型きっぷ他を紹介します。
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