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2020/07/23

国鉄添田線今任駅から100mの今任中央交差点、ここは明治初期は筑前国桑原村堂上寉!

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現在はここは福岡県大任町今任原(いまとうばる)の、通称下今任と桑原の境界となります。が! 町役場税務課で字限図を調べていただいたところ、明治初期は自然村桑原村は私の立ち位置まであり、この位置の字名は堂上寉(どうかみつる)であったとわかりました。添田線ができるよりさらに前は、ここまでが桑原だったと。
というわけでまさにこちら、幽霊文字「寉」が使われている地名です。笹原宏之先生の96年の論文で「寉は佐賀県の池寉という地名に使われている」とありますが、その調査原本を国会図書館で調べましたが見つかりませんでした。代わりに笹原先生からこの堂上寉をご指摘いただき、「今後はこちらを例示します」とのことで、私の方でも、「寉」についてのみ、96年論文ではなくこちらへの訪問で事足りるということにいたしました。
というわけで幽霊文字「寉」、訪問できたこととなりまして、これで九州内の訪問対象の幽霊文字地名コンプ、全国でも残りは1ヶ所のみとなりました\(^ω^)/

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