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2009/10/17

神奈川県内最長&最短O型きっぷおよび第2種ニセO型きっぷ、他の紹介

昨年12月16日に実乗した、神奈川県内最長&最短O型きっぷ、第2種ニセO型きっぷ、及びそれらと同時に利用したきっぷを紹介します。


大磯→大磯となる神奈川県内最長O型きっぷ。東海道新幹線を絡めることで、県内をずずっと回遊するコースになっています。当然、JR東日本とJR東海の2社を経由するため、下の発行表示が「(2-タ)」となっています。
錦糸町駅発行で、マルス経由線はトウカ-トミオタB-シンカ-トミシヨB-ヨコハ-トウカ-ネキシヨ-ネキシオ-トウカ、経路表示は「東海・小田原・新幹線・新横浜・横浜線・東海・桜木町」となっています。ネキシオを入力したことで本来「本郷台」が印字されるはずですが、これが省略されたのか手書きがサボられたのかは不明です。
このO型きっぷで途中下車しながらまわり、根岸線の全駅乗下車を達成しましたが、根岸線内ではいくつかの駅で「これは途中下車できない」とクレームを受けました(怒)。経由印字の「桜木町」が目立たないので仕方ないかもしれませんが。
下車印は、JR東海の新横浜駅のものがひときわ大きく目立ちます。


川崎→川崎となる神奈川県内最短O型きっぷ。マルス経由線はトウカ-ツルミ-ナンフ2-ナンフで、経路印字は「東海道・鶴見線・南武」と過不足はありませんが、わずか川崎-鶴見間であっても□□□□・・・・・・・・は印字されております。笑
当然にこれでは途中下車はできませんが、しかし浜川崎駅ではラッチ出場が必須。とはいえもう冬、まだ暗いうちの乗り換えとなりまして、35分ほどで一周済んでしまいました。
なおこのきっぷは営業キロがギリギリ15.0kmで210円。これはキロあたり単価が最安値となるO型きっぷと思われます。


足柄→足柄となりますが、前者は静岡県、後者は神奈川県に所在する完全に別の駅であり、すなわちこれは第2種ニセO型きっぷということになります(第1種は「ルール上別の駅」の場合)。
この乗車券については、JR足柄駅が有人だった時代に硬券で発売されていたそうです。常備券のニセO型というのは他には存在しないような気もします。 なお、小田急→JRの方は、片道乗車券は金額式となってしまいニセO型きっぷになりませんが、往復乗車券にすると足柄→足柄という印字になることが無人快速さんにより確認されています私もこれをヒントに2009年4月に購入し実乗しましたが、しかし小田急MSR端末では券面上側に駅コードが印字されており、これは小田急の足柄駅とJRの足柄駅とで別になっているため、ニセO型きっぷの定義を微妙に満たしていなかったりします(^^;;)


最長O型と併用した、東海道新幹線の新幹線特定特急券。「(3- )」にしたくて、職場近くのJR東海ツアーズ新宿店で購入しています。MR-31です。涙


これは最長&最短&ニセの発着駅を移動するための乗車券。普通に錦糸町から乗り、川崎&大磯で途中下車をし、もちろん他の駅でも途中下車をしつつ、駿河小山の4文字下車印をゲトして足柄で前途放棄という、あまりに効率よいアプローチができました。
なんだか辻堂や東戸塚の下車印はムチャクチャ旧いですよね(☆_☆)


最後に、夢破れた、というか現実を破られた(怒)、熱海→(小田急線)新宿の連絡乗車券。熱海-小田原間を新幹線経由とすることで、小田急線内も途中下車可となり、これを含めて翌日も含めて一気に小田急線全駅に乗下車したろ、と目論んでいたわけなんですが…
実際には、もうのっけから途中下車拒否が連発! 調査の結果下車できた駅も多かったんですが、あまりに時間がかかり過ぎたため、これは「錦の御旗」なしには時間が押すばかり、と判断、結局開成駅で途中下車したのを最後に、フテクサレて新宿まで直帰してそのまま帰宅して翌日フテ寝してました(苦笑)。
結局これについては、その後何度かトライして、やはり2009年4月に小田急新宿からの出札補充券で途中下車しながら回ることができています。

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始発駅は終着駅。

見本券ですが、中央本線甲府駅から身延線・東海道本線・中央本線経由の甲府ゆきという、発駅と着駅が同一の乗車券です。 東京まで行くのに身延線を経由するのではかなりの時間がかかってしまいますが、常備券が設備されたくらいですから、そこそこ需要があったのでしょう。もしかすると、中央本線・東海道本線・身延線経由という、逆回りのパターンも存在していたかもしれません。 (表) (裏) このような例は他にもあります。たとえば上記の券は、東京都区内から高崎線・信越本線・篠ノ井線・中央本線経由東京都区内ゆきという一周

From : 古紙蒐集雑記帖 @ 2009-10-18 01:37:09

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