2008/03/05
JR東日本最長O型きっぷ
とりあえず、年末年始に実乗したJR東日本最長O型きっぷを、リアルレポート最終カテゴリとなるこちらにて紹介いたします。
明日以降、このエントリへのリンクを張りつつ、各カテゴリ内で利用したきっぷを紹介させていただく予定です。
もちろん、きっぷが左側、今回の旅のルートが右側となります。
きっぷは出札補充券+経路別紙をステープラ留めというおなじみの形式でした。
1枚で運賃が2割引となる株主優待券を2枚使い、本来の価格から4割引となっています。
経路にもツッコミどころはいくつもあるのですが、しかしこの出補の記述は何なんでしょうか?(^o^;;)
確実に私よりは人生ベテランな駅員さんが発券してくださったことは確実なのですが(近鉄O型のときの出補周遊きっぷで目の前で書いてくださった方と筆跡一致)、「事由」欄に「券」との記述がない(すなわち、このままだと「片道」という謎のきっぷになってしまう)、竹沢駅の駅コードが無記載、単なるtypoですが経由が「別紙」となるべきところ「別線」(^^;;;)、いわゆる「から通」に証明なし(これは今の規則では問題ないのかな?)、ということで、おととしの全国最長O型きっぷに比べるとエラく形式不備が目立ちます…
もっとも、全国最長は、経路が今回のような別紙(これが通例)ではなく、団体乗車券の打切区間欄を流用するという前代未聞の形式になってますので、結局のところまだワタクシ、JRの清く正しく美しい出補には一度もめぐりあってないっていう、悲しい事態なのでありました…
もちろん、発着駅たる竹沢駅は「東京近郊区間内」の「無人駅」であり、Suica用簡易改札機が設置されている代わりに、ワンマンだろーとツーマンだろーと、下車時のきっぷ回収が行われない、ということで、スタンパーもなく、また今この手元にこのきっぷは存在し得てもいます。
そして規則的には疑義がまったくないわけではないのですが、途中下車印の多くは別紙の方に押されています。
もちろんこれ、特に「別紙に押してくれ」「本体に押してくれ」と注文をしたわけではありませんでしたが、途中下車における押印は合わせて85回86個(奥羽本線湯沢駅で「あっさかさまに押しちゃった、もう1度押してあげるね」ということでダブってますが、制度的には疑義が残るところです^^;;)、うち80種が途中下車印で5個が駅名小印(縁が長方形のもの)代用、出補総括券に押印されたものは9個、となっております。
結局、途中下車駅で途中下車印を押していただく、というのは、印影を収集する、ということに他ならないわけですが、こうしてみてもいくつかの特徴に気付きます。
まずこれらの中で文字数が最も多いのは、横浜線のわりと新しい駅、八王子みなみ野で7文字。「八王子」「みなみ野」と2行に収められています。
一方、表記が4文字以上の駅の途中下車印は様々で、4文字なのにわざわざ不要な「駅」まで付けて5文字を無理矢理楕円内に収めた我らが(^O^)鳴子温泉駅がある一方、安積永盛駅(東北本線・水郡線)や安房鴨川駅(外房線・内房線)は2文字ずつ2行改行。戸狩野沢温泉駅は知名ぶったぎって「野」と「沢」の間で改行、武蔵小金井駅はわざわざ武蔵をひらがな表記にして縦書き2行(旧国鉄で、重複駅名回避のために旧国名などを付加された駅名の場合、その旧国名をひらがなにすることが認められていた名残りとも言えます)。
他に変り種としては板柳駅の駅名小印、「401」というのは別に押されたのではなく、もともと「[板柳駅]401」というハンコだったのです。401は窓口番号とのことですが、他の駅でこのようなハンコは存在するのでしょうか?
#各印影が不鮮明ぢゃねーか、と思われる方も多いかと存じますが、各下車印は、ハンコください!に投稿させていただいております。
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この記事へのコメント
Re: JR東日本最長O型きっぷ
秋田支社の駅には駅名小印に窓口番号付きのものがたまにあります。秋田管内ですと簡易委託駅の奥羽線北常盤・飯詰に窓口番号付きの駅名小印を確認しています。
北常盤では払い戻し申出のハンコも「[北常盤]401」となっていますた。
From : 津軽民 @ 2008-03-24 16:48:01 編集
Re: JR東日本最長O型きっぷ
地元からの情報たいへんにありがとうございます。
ということで、これは秋田支社ローカルルールのようですね。。。西のニセスタンパーな下車印に比べればかわいいものですが(^^)
From : いずみ @ 2008-03-24 17:14:03 編集