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2009/06/29

北海道内最長O型きっぷの旅および帰還で利用したきっぷ群

北海道最長O型ツアーで利用したきっぷ群の紹介です。
なおツアーじたい、2008年青森ねぶた闘争からの連続でして、それらのうちこの北海道ツアーでも行使した範疇となる赤い18きっぷ&フェリー乗船券については、2008年ねぶた闘争きっぷ紹介をご覧ください。


まずツアーのメインきっぷたる、北海道内最長O型きっぷです。
北海道が単一の都道府県であることから、「それはJR北海道最長O型きっぷと同じでは」と考えがちですが、旧深名線がバス転換されてさらに分社化の結果社線扱いとなり、しかしJR北海道各駅との通過連絡運輸が設定されているため、それを組み込むことで鉄道のみよりも長い営業キロをたどることができました。
移動で使った18きっぷ常備券。この2つ前のエントリで報告したものとは別の券で、これと北海道ツアーとでちょうど使い切っています。
スタンパーは順に錦糸町・新潟運輸区・五稜郭・長万部・弘前で、錦糸町駅は出勤時、というかながいさんのお店に髪切りに行くところまで含めて併用して、ムーンライトえちごを新宿から乗れるようにしました。
基準額入力での発券で、様式としては深名線通過連絡ツアーで発券・行使済みのものです。が、JR北海道完結の(1- )にすることを地元で追求するとそれは東京駅地下のJR北海道プラザでということになり、さすれば感熱券になってしまう、ハンコたくさん収集するつもりなのでできれば感熱券は避けたい、というのが人情というもの。そこで、反G8闘争のついでに、ツインクルプラザ桑園支店で予約し発券してきたのでした。札幌近郊駅のマルスはほぼすべてがMR32で統一されてしまい、ツインクルプラザはまさに最後の砦だったわけです。
それにしても、担当のおねいさんは基準額入力なんか初体験かもしれませんね…実務上、基準額入力はほぼ使われないでしょうから。
下車印はまさにバラエティ豊か。古い印影も多く、下車印ファンには堪らないところでしょう(^^)
ワタクシ的にも4文字駅の印が千差万別で満足度かなり高かったです(^O^)。といいつつ、満足かどうかは別にしてある意味モーストサプライズだったのが、東日本様式の知床斜里駅下車印だったりしました。


ここからは、最長O型きっぷと併用したきっぷを、行使順に並べます。
まずは特急すずらん乗車用の自由席特急券。頼んでませんがもちろん総販券で出てきてます(^^)。しかし、沼ノ端なんて着駅が特急券に印字される時代なのですね。


続きまして、北海道入りの後も駅めぐり用に18きっぷを併用し、いつものアジテーションポイント(笑)にお世話になるべく新札幌駅まではみ出しておいて、そこから釧路まで今は亡き(T_T)夜行特急まりものB寝台を利用した際の別途片道乗車券と特急券・B寝台券。B寝台券はツインクルプラザで、乗車券は上の自由席特急券と同じく長万部駅で買った総販券です。
北海道で寝台列車に乗ったのはまったくもって高校生のとき以来で、あのときは10系!でしたが今は謎のディーゼルカーに混結された14系。これも初乗りにして乗り納めになってしまいました(〒_〒)


実質上、ワープ用となった自由席特急券2題。網走→北見&生田原→白滝で、いずれも、北見駅に立ち寄ってお話をするためでした。
今だから明かせる話ですが、これ、古めかしい言い方をすれば労組オルグだったのです。「オルグ」といっても勧誘というわけではなく、単にこちらの紹介をする、みたいな意味でして。
北見でいろんな文化活動をしてるみなさんが、こちらでもプレカリ運動を起こしたい、みたいなところで、8月頭にウチの労組にコンタクトがあったんですが、偶然にも私が北海道に行くということで連絡をとって懇談、となったのでした。
その後フリーター労組オホーツクはぶじ立ち上げられ、マターリぼちぼちと活動しているようです。まったくもって駅めぐりを減らしてでも交流した甲斐があった、というものでした(^◇^)
どちらもC制ですが、網走駅では総販券を出してからCS決済、北見ではマルス券、と対応が分かれました。これ、どっちがJR北海道の実入りはよいのでしょうか?(^o^;;)


そして、オキテ破り(とも言い切れはしないかも)2度めの乗変の結果、さらに乗変印字がなかったという、留辺蘂駅発行の新旭川←→旭川四条の片道総販券。新宿駅MVでC制購入した板柳→藤崎→林崎が板柳駅でまっさらな南弟子屈←→磯分内に化け、それが留辺蘂駅でまたまたまっさらな券に化けたという顛末です。
実際のところ、最初の変更に関しては、乗変請求の理由が「ダイヤ遅延」だったわけで、そういう場合はC制でも無手数料現金払い戻しは可だったはずです。なので最初のは乗変ではなく、そうやって払い戻した上で新規購入とし差額決済をした、と考えることもできます。しかしこちらに乗変印字がないことについては、そういう合理的な説明はできないんじゃないかと思われます(^^;;)
これらのきっぷは、いずれもワンマンカーの運賃箱に吸い込まれていきましたので手元に残りませんでした。


宗谷本線で利用したこの2枚、和寒→剣淵の乗車券と和寒→士別の自由席特急券という大変にナゾな組み合わせです。
いずれも永山駅で購入しましたが、どちらもハンコC制なのになぜか自由席特急券だけが総販でないという謎の状態。ホントにナゾです。
でもそれ以上にナゾがっていたのは士別駅の駅員さん(笑)。なにせ最長O型とこの2枚を渡されて、長い奴に途中下車印、他2つに無効印を求めるというのはあまりに普通の乗客ではありません(笑)。
もちろん、実態は速報にあるとおり、まず永山から乗った鈍行を剣淵駅にて最長O型での途中下車。そこからバスで和寒駅まで戻り、スーパー宗谷に乗ってきたので、和寒→剣淵の乗車券と最長O型を併用することで正しい権利行使となり、当然特急券は分割せずに(^o^;;)区間通りの購入、というわけでした。


そして2日間にわたり行ったり来たりして駅つぶしをした富良野線で、最長O型と併用した乗車券の数々。まず旭川から西御料まで最長O型で乗り、緑が丘駅まで徒歩移動してからその1駅分を士別駅で買った総販券で乗り、美瑛駅で途中下車して宿泊。翌日、券売機券で美瑛から西神楽まで乗り、西聖和駅まで歩いて千代ケ丘駅までは運賃箱現金投入で乗り、千代ケ丘→美瑛についてはいったん無札乗車してm(__)m美瑛から上富良野で瞬間途中下車、で中富良野で途中下車の際に運転士さんに事情説明して先の無札分現金を運賃箱投入、中富良野駅からラベンダー畑駅までは歩いてそこからノロッコ乗って、私服っぽい制服の車掌さんからラベンダー畑→中富良野の車補を購入し、中富良野からは最長O型に復帰、とまぁ忙しい細切れ権利行使でした。


そのノロッコでは自由席にしましたが、それでも記念しおりは戴けるようでして。日付が入ってないのが残念でし。


最長O型とのラスト併用となった自由席特急券。期せずして789系スーパーカムイ初乗りとなりました。


そして最長O型への前後のアプローチとして五稜郭-長万部間の往復で利用したSきっぷ。発行は北海道プラザ東京支店なので感熱紙です。
長万部駅では何ら問題なく無効印押印のうえいただけましたですよ(^^)


で、天の川温泉川原の野湯に行くついでに(^^;;)駅カウントを狙った湯ノ岱駅で、なんとなく助役さんとの会話のきっかけに、下車して歩いてきた神明駅までの往復券を買ってみたところ、普通にささささっと出補切られました(☆o☆) まったく期せずして□北の出補を収集という偶然です(^^;;;;)
マニア筋のみなさんが買い求めているんですね。ちょっと尋ねてみましたが、赤い18以外は通販やってません、とのことでした。
ここも北海道新幹線部分開業時にはなくなることが確実で、それまでまた、天の川温泉行きついでに(^o^;;;;)寄ってみたいところです。


北海道離脱はこの知内駅から! 特急が1日2往復しか停まらないという、なかなか乗下車しにくい駅ですが、木古内からバスでアプローチして乗車達成しました。
本州側で同様の存在である津軽今別駅のほうは、以前、ねぶた現闘本部長さんに車でわざわざ送っていただいたことがあり(そしてぐるり北海道フリーの帰りの指定券が津軽今別からという記録を達成、笑)、母と2人で降りた吉岡海底・竜飛海底と合わせ、これで青森-函館間の特急停車全駅に乗下車できた、ということになりました。
一応簡易委託なんですが、道の駅では函館までのSきっぷ先出し総販券しかないらしく、この乗車駅証明書をとって乗ったのでした。
本日最終列車でしたが2枚目。てことはこの日乗車した人がほかに1人居た可能性が高いワケですね(^^;;;;)


ラストは、18きっぷでは乗れない、IGRいわて銀河鉄道部分の車補。手数料稼ぎか売上ノルマ稼ぎか、JR東日本の車掌さんが熱心に放送の上売りに来たので、乗換都合を考えてつい購入してしまったのでした。

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