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2008/03/16

JR東日本最長O型きっぷツアーPART4&5で利用した料金券

昨年から今年にかけて実乗したJR東日本最長O型きっぷツアーですが、そのうち、今年1月4〜6日にまわった最終章、PART4&5で行使した料金券等を紹介します。

#最長O型きっぷ自体、および最長O型ルートは→こちらで紹介済みです
#また今回は、「券面表示の発駅と違う駅できっぷを購入する」という、まったく意味のない縛りを自らに課し、実際、JR線については全きっぷについてこれを達成しています。そのあたりも含め、以下の能書きをお読みいただければ幸いです。

年越しを東京近郊区間最長O型大回りにて行い、2日は実家に帰還、そして翌3日は阿武隈急行O型&ニセO型きっぷで福島-槻木-福島を3周して飯坂温泉泊とし、PART3にて福島駅で打ち切っていた最長O型きっぷの行使をそのまま翌日から再開したかっこうです。
なおPART4とPART5は、単にこの間に帰宅し自室で寝たということでパート分けしただけなので、速報カテゴリもはじめからまとめてありました。


まずは1月4日、泊まった飯坂温泉から福島駅まで戻るための、福島交通花水坂駅発行の整理券、およびそれを提示して車掌さんから購入した花水坂→福島の車補です。

飯坂温泉に泊まったのだから、普通なら飯坂温泉駅から素直に乗ればよい福島交通ですが、問題は、飯坂温泉駅が有人駅できっぷを売っているということです(笑)。幸いにしてお隣花水坂駅は飯坂温泉駅から1kmほどでしかも無人駅(笑)。雪舞う朝でしたがノー傘で歩き、「乗車駅証明書発行機」から整理券を受領
そして「これで福島駅改札で現金精算、うっしっし」と考えていたのですが、驚くべきことに車内には車掌さんがデカガマ口ぶらさげて!(あまりに突然で撮り損ねました…筑豊電鉄とならび今や絶滅寸前の光景だったわけですが…涙)いたため、整理券を差し出して車内補充券を購入した次第です。

整理券の方は、印刷済みのロール紙に、そのフォーマットとは関係なく一定長切り出して出力するタイプのため、印字が両端ともに中途半端です…
というところまでは速報したわけですが、スキャンしてよくよく見てみたら、あらら、ちゃんとアタマの方に発行日時が印刷されていた!(上の画像ではコントラストを極端にいじりました)
不正はできないようにちゃんと考えられているのですね。

車補の方は特に無効印など求めずに、JRへの連絡改札で集札さんに渡してしまったため手元にありません。
形式的には、「着駅にのみパンチ穴」というのが面白いと思いました。確かに、車補は車掌さんが乗車駅を整理券にて確認して手動発行するものなので、これで何ら問題ないわけで。


1月4日、実はこのツアーで最長距離となる料金券となった、スーパーひたち34号の特急券。JRの場合「特急券」と言えばそれは指定席で、自由席の場合は「自由席特急券」となります。
購入場所は、PART2で途中下車した、信越本線&飯山線の豊野駅です。

これ、当初はPART4の前に飯坂温泉に泊まるプラニングでなかったため、購入予定はなかったものなのです。
その後予定を飯坂泊と決めたのですが、しかしPART1で途中下車したときに浦佐駅でMV叩いてみたらなんと指定席満席!!(☆o☆) 平日とはいえ、帰省して「最後の土日は自宅でゴロ寝」派の人が多いのでしょうか、ということは、自由席なんぞに乗ったら絶対に座れなさそう、ということでもあり、原ノ町駅の途中下車印に色気があったのですがそれを取りやめて、少しでも特急乗車区間を=立ち時間を減らすつもりだったのでした。
しかし、駅前になにもなく時間を持て余していた豊野駅待合室で、何気でサイバーステーション見てみたら空席が出ている!(^◇^) ということで、ソッコーでみどりの窓口にて発券を依頼、これでバッチリ原ノ町の下車印も収集できたのでした。
しかし繁忙期のA特急料金は高い…株主優待券はPART1の八王子→岡谷グリーン車に行使しましたが、グリーン車を考えてなければ当然にこちらで使いたかったところです。ただ、スーパーひたちのグリーン車は昨年GWに乗車済みだったので、まぁこれはこれで仕方ありません。

実際、当日の原ノ町駅2番ホームは大変な行列! 指定席車にまで立ち客があふれる大混雑で、さすが繁忙期です。
指定席車の方は原ノ町ではまだ空きもありましたが、浪江でほとんど満席になった一方で、私と同様に水戸駅で降りる人多数! そういう里帰りもあるんだなぁ、と、さすが県庁所在地かつ路面電車もあった都市なんだなぁ、と感じました。
そして都市中心駅っぽく、下車してみたら中間改札! というわけで、特急券に無効印が押されることと相成りました。というか中間改札に無効印が常備されているのにちょっと感心。まさかヲタ相手だけにあるわけでもなく、一般の記念お持ち帰り需要とか領収書代わり需要とかがある、ということなのでしょう。


1月5日、友部から柏まで乗った普通列車グリーン車用のBグリーン券。
もちろん、モバイルSuicaでも乗れますが、もともと予定で(も実際にも)前日まん喫泊→早朝の水戸線からの乗り継ぎで、「絶対にグリーン車にする」と決めてあったので、それならばということで、PART2で途中下車した羽後牛島駅で購入したものです。

しかし業務委託つまり職員OB再雇用の可能性が高い羽後牛島駅! 実際、駅員さんは発券方法をまったく知らず、私がアドバイスさせていただいたばかりか、最後は駅務室ドアが開きまして招き入れられまして(^^;;;)端末表示の確認を求められ(視野角が狭い液晶画面がイクナイ!)、それでようやく発券されたのでありました。
秋田弁丸出しの駅員さん、「ホリデー」という表示を見るのも初めてだったようで、感心しきり。
こちらも、わずかではありますが駅の増収に貢献できたかな、と、ちょっぴり満足なのでした。

なお私はこれがSuicaグリーン券システム搭載車における初のマルスグリーン券行使となりました。当然にスタンパーはNRE。で、このときは気づきませんでしたが、ただ今この文を書きながら画像を見て「あら穴も開いてた」とはじめて気づいたのでした(^^;;;)
この文を書いている日の前日(3月15日)、沼津→錦糸町というマルスグリーン券でグリーン車に乗りましたが、最初の東海道線ではパンチ穴のみ次の横須賀線ではNREスタンパーのみというのを体験しましたが、穴を開けるのにはどういう意味があるのかしらん。。。ERに関係してるのかしらん(?_?)


1月5日、外房線→内房線と房総半島ぐるりまわりの特急で利用したB自由席特急券。
外房線わかしお号の分は大網→安房鴨川で購入はPART1で途中下車した喜多方駅、内房線さざなみ号の分はPART3で途中下車した前谷地駅のPOSで発券されています。

PART2の途中からPART4の途中まで、完全に、おととしの全国最長O型ツアーと同じルート同じ向きで実乗することになってしまいましたが(それもこれも年明けに只見線がストップするのを警戒してのこと:思いっきり結果ハズレましたが^^;;)、せっかくPART4から一部別ルートになったものの、地元錦糸町駅からは再び全国最長O型ツアーの初日と同じルートに。
だからこそ、この日この後は東京まで行使して帰宅するだけで、それなら特急乗らずに全部各停で攻めても1時間ほどしか帰宅時間は変わりませんが、少しでも変化をつけるべく&18では乗れない、房総特急に乗ってさっさと通り抜けることにし、ついでに安房鴨川駅での余裕時間で途中下車印ももらうことにしたのでした。

実際に乗ってみたところ、わかしおはさすが高速バスより速いだけあり、茂原駅までは自由席もかなり混んでいました。がそこからはどんどん乗客減少、勝浦からはほぼガラガラになったのでした。
一方のさざなみはなんと10連! 当然にガラガラに近く、さらに君津駅までの全停車駅はすでに改札無人化で車掌さんが集札すべく必ずホームに降りるというちょっとさみしい情景の上、さらに姉ヶ崎で踏切警報ボタンイタズラにつき(苦笑)東京駅到着も9分遅れるというアクシデントもありまして、高速バスに完全に負けている内房特急の悲しさをより強く感じてしまいました。

なお外房の方にはスタンパーがありませんが、これは、他の人が検札されてるのに私だけがスルーされるという予期せぬ展開! 検札済みと勘違いされたのでしょうか…
一方の内房ではしっかりスタンパー、こちらは全く逆に、館山出発後ピンポイントで私にだけ検札が来ました。おそらく発車前に一度検札済みで、遅延した各停から乗り継いだ私だけが未検札と正しく判定されたのでしょう。そして正しい判定の車掌さん、出補の経路みてうろたえつつちゃんとチェックしてました。笑


1月5日および6日、すなわちPART4とPART5の合間でO型きっぷ行使中断のために使った名実ともに「別途往復用」の東京→錦糸町往復乗車券。PART4で途中下車した松岸駅のPOSで発行してもらいました。

内房線さざなみ号は京葉線ホームに到着、そして自宅への帰宅は総武快速線。すなわち、ラッチ内乗り換えであればコの字型に12分歩かねばならないところを、京葉線改札から途中下車してラッチ外連絡通路を通ることによって7分ほどで乗り換えられました。なのでゆき券はこのときに自動改札のパンチ穴、そして錦糸町では無効印で出場です。
翌日の日帰りPART5は、錦糸町で自動改札から入場し、そのままO型きっぷに復帰しました。厳密には、行使再開後はじめに途中下車した神田駅で、東京駅の途中下車印とこのきっぷを提示して、このきっぷの方は回収されるかそこで無効印か、ということになるかと思いますが、まぁいいかなと思いそのままガメちゃいました(^^;;;)


1月6日最終日のPART5で唯一使った料金券で、大宮→熊谷の新幹線特定特急券です。
これだけが、今回のツアーで使ったきっぷの中で唯一、お世話になりっぱなしな世界に誇る東鳴子温泉の玄関駅=鳴子御殿湯のPOSで購入したものとなりました。

ここはO型きっぷの経路上「高崎線」であり、新在同一視法則により実際には高崎線と上越新幹線のどちらに乗ってもよいのですが、大宮-熊谷間の実キロは高崎線34.4kmに対し新幹線36.6kmと、新幹線の方が2.2kmも長いのです(東北新幹線と緩やかに分岐するために遠回りとなってしまったらしいです)。
ということで、「最長O型きっぷ」である以上、上越新幹線に乗るのがベター、ということで、おととしの全国最長での京都→新大阪と同様に(こちらはわずか0.1kmの差でしたが)新幹線に回ったのでした。

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