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2008/03/08

JR東日本最長O型きっぷツアーPART2で利用した料金券等

昨年から今年にかけて実乗したJR東日本最長O型きっぷツアーですが、そのうち、昨年12月21〜25日にまわったPART2で行使した料金券等を紹介します。

#最長O型きっぷ自体、および最長O型ルートは→こちらで紹介済みです
#また今回は、「券面表示の発駅と違う駅できっぷを購入する」という、まったく意味のない縛りを自らに課し、実際、JR線については全きっぷについてこれを達成しています。そのあたりも含め、以下の能書きをお読みいただければ幸いです。


12月21日夜、PART1で最長O型きっぷの行使を中断した新津駅まで戻るために乗車した、ムーンライトえちごに関係したきっぷ群です。

ムーンライトえちごは新宿駅を23時09分に出発し(たいてい定刻よか遅れますが)、高崎駅で日付が変わります。すなわち、新宿からの乗車で青春18きっぷを用いる場合、新宿→高崎間の乗車券を別途用意しなければなりません。
新宿→高崎を直接1枚の乗車券で買うと1890円。しかし、これを新宿(近辺)-川口、川口-大宮、大宮-高崎と3つの乗車券に分割して購入すると、その総額はご覧のとおり1700円になります。
これまでも何度も紹介していますが、これはまず「都内から大宮までは『電車特定区間』として割安な単価」、さらに「JRの運賃は、15kmギリギリ以下の運賃が最も低廉」、そして「新宿近辺-川口」「川口-大宮」の2区間が、絵に描いたように後者の条件にあてはまる、といった合わせ技なのです。
しかし実際には、「大宮-高崎」を「大宮-神保原」「神保原-高崎」の2つに分割すればさらに100円安くなるとか(まさに「神保原-高崎」が15.0km!)、さらに複雑に分割するともっと安くなるとか、いろいろな話はあるのですが、私は毎回、大宮-高崎は分割しないようにしています。
というのも、えちごは大宮-高崎間で日付が変わりますが、では「神保原-高崎」の乗車券の有効日は、21日であればよいのでしょうか、それとも22日であればよいのでしょうか?
この解釈が釈然としないため、私としては「保守的に」、大宮-高崎間での分割を避けています。

そして「発駅と違う駅できっぷを購入」という縛りにもかかわらず、うかつにも私は上記3乗車券を当日まで揃えていなかったことに気づいたため、仕方なく西新宿にある職場を予定より早めに退勤して山手線新大久保駅まで2km歩きそこのMVで乗車券3枚を購入、さらに300m歩いて中央線大久保駅に移動してそこから乗車した、というあまりにアフォアフォなことになってしまいました(^^;;)。 えちごの指定席券は例によってえきねっと予約したものを小岩駅MVから発券、18きっぷは前回の帰りに利用したとおりで高麗川駅にて発券したものです。
乗車券3つには高崎駅の無効印、18きっぷの2回目には在来線高崎駅のスタンパーが押されていますが、これは高崎駅でいったん出場して買い物に行ったからこうなっているかっこうです。


12月22日に利用した、燕三条→新潟→酒田の乗継割引特急券。PART1で途中下車した辰野駅のみどりの窓口で発券したものです。

燕三条駅は弥彦線と上越新幹線の乗り換え駅ですが弥彦線側は無人駅。そして乗車券が出札補充券であるため、燕三条駅では新幹線特定特急券にスタンパーをいただくことができました。
また酒田駅では、他に見たことがないタイプの乗車記念印が押されました。

乗車率ですが新幹線はMaxとき329号の1階自由席がすべての列に3人以上着席というなかなかの混雑、うろついてかろうじてB席の空いているC席をみつけ、ちょこんと座ってすぐ新潟に着きました。
対するに車内販売のないいなほ9号は、村上まではほぼ満席でしかも検札で特急券が飛ぶように売れ(^^;)、村上過ぎたらほとんどガランガランになってしまいました。これでは確かに車販の需要は少なそうですね…


12月23日に利用した、五能線リゾートしらかみの秋田→板柳という指定席券。
PART1で途中下車した岡谷駅のみどりの窓口で購入したもので、その時点ですでに1・3号車の全A・D席が売り切れたため、やむなくB列となってしまったものです。

この件、「首都圏のMVに『時刻表から検索』機能が実装され、全国ほとんどの指定席券が買えるようになった」という情報が入ってから、上述のえちご指定席券発券時にも小岩駅で試したり、その後錦糸町駅でも試したりしたのですが、結論から言えば、発券ができませんでした。
どうやらこの機能、「指定された発時刻または着時刻に対し、所要時間が最も短くなる候補」のみを表示するようになっており、リゾート鈍足快速のしらかみ1号は「秋田から弘前まで特急、そこから各停」に所要時間で負けてしまい、候補にあがらない、ということになっていたようです。(ちなみに「競争相手の特急」がない、3号はちゃんと候補に出てきます!)

実際乗車しても、秋田駅から五所川原駅、すなわち行程のほとんどすべてでA席には先客がおられまして、他のA・D席も東能代-ウェスパ椿山間でほぼ満席状態となっており、よくある「団体枠抜き」ではなかったようでした。


12月23日に利用した、浪岡→盛岡の乗継割引特急券。これはPART1で途中下車した大船駅のMVで、その場で入力して購入しました。

このきっぷでのポイントは、右側の特定特急券に開けられた大きな穴でしょうか。
西日本では徹底している「記念お持ち帰りきっぷには必ず自動改札を通れなくさせる穴を開ける」という慣習ですが、東日本でこれをやられた経験が私の場合はほとんどありません。
しかしこのとき、八戸駅での乗り換えが当然に有人改札経由だったため、穴がなければ、当日中にも一度八戸に戻って、そこからこの特急券で盛岡まで自動改札経由ならバレずに乗れてしまう、ということになりますので、ある意味穴開けは当然の処理なのですね。


12月24日に取得した、北上線相野々駅からのワンマンカー乗車時の整理券。
当然これは相野々駅で発行されてもなく(車内発行ですから)、またきっぷでもないため、「縛り」には反していません。(^^;;)
また、本来これは次に途中下車した横手駅で集札されるべきものでしたが、そうせずにガメてきてしまいましたm(__)m

この駅を通るたびに「いつかここのカラオケボックスでWの曲を唄ったる!」とか速報投稿してましたが、「もうチャンスは今しかない!」となぜか強く思い、例によって下調べせずに途中下車してみたのです。
そしたらぬわんと毎週月曜日休業!
しかし「この日はクリスマスイブだから臨時営業なんですよ」との大救済!!
そんなわけで、昼間料金3時間1000円払って、結局ナツメロばかり30曲ほど唄って、その後は列車が来るまでカラオケの受付兼簡易委託のおねいさんと雑談したり後述のきっぷを買ったりしたのでした。


12月25日の帰宅、ではなく職場への直行出勤時に利用した、乗車券および新幹線特急券群です。
実際には前の晩から泊まった最寄りの鳴子温泉駅から帰路に入ってますが、鳴子温泉→鳴子御殿湯間はO型きっぷを行使し、鳴子御殿湯駅で同じ列車に乗車したまま行使中断・こちらを使う、という形となり、残念ながら鳴子御殿湯駅の簡易委託売上に貢献できないタイミングとなり、よって前述の相野々駅の簡易委託で乗車券は購入しました。(もし鳴子御殿湯駅で買えるタイミングがあれば、その場合はO型きっぷの行使を鳴子温泉駅で中断し、鳴子温泉発の乗車券を買っていたところです)
また特急券は、えきねっと割引が利くということで、PART2初日に途中下車した長岡駅のMVで発券をしたもので、早着狙いで仙台でこまちに乗り換えとなり、席なし新幹線特急券1枚に指ノミ2枚の組み合わせとなります。
そしてなぜか、ふだんは成功する「4枚同時挿し」が古川駅自動改札で詰まってしまい、駅員さんの補助のもと改めて入場して乗車券赤印字および特急券への穴開きは行われたのですが…仙台から乗り換えたこまち号で、なぜかピンポイントで私にだけ検札が。車掌さんからはその場で「改札後1時間を経過すると、指定席情報が東京のサーバから消されてしまうんですよ」というプチ情報を得られましたが、しかしこの問題は明らかにそれではなく、恐らくは「2回改札を通過してしまったためにエラー席扱いになった」のではないか、と踏んでいます。

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