2019/12/29
宇城市境から徒歩100m、熊本県氷川町大字高塚通称硴原?
小字名は廃止されていますが、どうやら無住化している1・2枚め、道路と小川の間が、幽霊文字の実在を検証した96年の笹原論文で牡蠣を表す九州や山口の地域文字「硴」の例として示されている「通称地名硴原(かきはら)」ではないかと。1枚めの左外・地図の現在地青丸の真上にある通称赤迫の住人お2人にヒアリングした結果です。
そして小川挟んだ隣、大野にある竜北公園。文化財看板のとおり、ここは大森貝塚のモースが発見した大野貝塚です。明治なんで保存概念なく今は痕跡もありませんが、考古学の文献だとこの貝塚の住所が「大野硴原」になってるんですよ! しかし国土行政区画総覧ではここは大野太尾のはず。そして竜北公園の案内図を見ると上に謎の通路があってなんと小川をわたって高塚が敷地内ってことになってる! ここまさにこの小川を挟んだ谷地形で、やはりこの「鷹塚の公園敷地」部分が幽霊文字地名「硴原」と考えてよさそうです!
なお、表の赤迫A貝塚・赤迫B貝塚、これも痕跡ありませんがまさにこの間の道とおってヒアリングさせていただきましたm(__)m
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