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2008/06/11

四国O型きっぷ3題ツアーで利用したきっぷ等

3月25日から29日まででまわった四国O型きっぷ3題のきっぷ紹介を、毎度のことながら今更になりましてようやく行いますです。m(__)m


JR四国の旅行センターであるワーププラザ梅田にて発券された、土佐くろしお鉄道通過連絡O型きっぷ。
新居浜→新居浜、経由:予讃・土讃・窪川・若井・予土・予讃・内子線・予讃です。
感熱化されてしまったため、画像が不鮮明なのが残念です。涙

土佐くろしお鉄道中村線は国鉄中村線が3セク転換されたものですが、予土線がその途中、というか起点の窪川駅の隣駅=若井(の先の川奥信号場)から分岐しているため、予土線の列車はすべて1駅だけ同線を経由しなければならず、同じ様態である伊勢鉄道と同じくJR全社全駅を対象とした通過連絡運輸が設定されています。
そしてそれを挟んだ最短O型ルートはJR部分の営業キロ532.1km・運賃計算キロ540.2kmとなり、後述のJR四国最長O型きっぷの2倍以上の大旅行となりました。

このツアーでは四国への出入りをどちらもムーンライト松山と決めてあり、後述のミッドナイト松山への乗車も考えるとこの1点しかない新居浜発着です。
新居浜駅の窓口は早朝から開いてはいますがやはりMR32で感熱化されており、それなら余裕を持とうということで、ムーンライト松山に乗車する前に大阪駅まで寄り、ワーププラザで買ってみたのでした。

下車印はすべて非シヤチハタ。内子・伊予市では在庫切れのため駅名小印代用となりました。
新居浜での改札は朝5時50分、集札されず乗車記念印押印は深夜24時15分です。すなわちその時間も改札が有人だというのが新居浜駅のすごいところ(ミッドナイト高知の到着まで開店してます!)。ただし改札時は一瞬固まられてしまい指で宙にルートを描くことでようやくスタンパー、乗車記念印はスペースあるのに思いっきり伊予市駅小印に上書きされてしまったということでトホホでありました。(^^;;)


多度津駅で乗車直前に発券された、JR四国最長O型きっぷ。
多度津→多度津、経由:予讃・高徳・徳島線・土讃です。

有効期間は3日ですが、実際にはうどんめぐりを挟みつつも1日で回り切っています。
そのうどんめぐりで途中下車したのは坂出・讃岐府中・香西・栗林公園北口・志度の各駅ですが、うち中3駅は無人駅のため証拠が券面にありません。
鴨川・志度・板野の各駅で小印代用となりました。四国も小印代用が多いような印象です。<


多度津駅で最長を発券後、次の列車まで時間があったためにさらに発券してもらった、JR四国最短O型きっぷ。
内子→内子、経由:予讃・内子線です。

内子線はかつては単なるローカル行き止まり線でしたが、その前後に高規格線を建設して予讃本線のバイパスとしたもので、新規建設分の伊予大洲-新谷と内子-向井原が幹線の予算本線、新谷-内子が地方交通線扱いの内子線となっています。といいつつ内子線内もかなり線路付替が行われており、敢えて内子線の線籍を残したのは少しでも増収しようというみみっちい作戦のような気もしないではありません。
この最短O型きっぷでは、そのバイパスと旧線とをぐるり一周するルートになっています。
ここが開通する前の四国内の最短O型は現在の最長O型であり、また当時の最長O型は今回の土佐くろしお通過連絡に現在の最長を足したようなルートだったわけです。

経由線は予讃・内子とこれ以上ないほどシンプルですが、これで「内子線は後で乗る」、すなわち先に向井原に行き、旧線を経由し、伊予大洲から最後に内子線に回る、ということが明らかになっています。
ただしこれはまさに、内子駅発着としたことによる最短の経路印字です。内子駅か新谷駅発着に限りこの2線が印字され、それ以外の駅を発着とした場合は3線「以上」の印字となります。
で、この「以上」が、マルス的には興味深いところです。
マルス上、向井原-内子は予讃2、新谷-伊予大洲は予讃3、内子線は内子線、そして旧線は予讃ですが、この他に旧線側に特殊経由線として予讃向井原・予讃伊予大洲が設定されています。
さらに、MR12以降の経路案内では、「予讃」は内子線経由として実装されており、旧線経由は「五郎別線」という路線名を選択しなければならないのが大変ややこしいところです。
これらにより、両駅以外の駅発着のO型きっぷは、MR12以降で発券すると3経路が印字され、MEMで特殊経由線を入力すると6経路印字も可能ではないかと思われます(未確認)。

このきっぷは営業キロが100kmに満たないため下車前途無効ですが、分岐駅の向井原では無人駅のため必ず特別下車の扱いとなります。
ここでの乗換の実需はほとんどないのか、ダイヤ上はほとんど嫌がらせのような待ち時間になりますが、今回はその中でも最短の部類に属する待ち時間40分で済みました。笑
実際の乗り換え時は、事前検札でインパクトがあったせいか(きっぷ見つめて30秒固まられた、笑)、松山行の車掌さんは私の姿だけ見て首を縦に振り、運行に支障を来させませんでしたよ(^o^)
また、この実乗は上記土佐くろしお鉄道通過連絡O型の実乗の途中で行いましたが、各停が内子駅に長時間停車するのを大活用。土佐くろしおO型で乗ってきた列車に荷物を置いたまま途中下車しこのO型にスタンパーを受け、またこのO型で乗ってきた列車に荷物を置いたまま下車して土佐くろしおO型で再び入場した次第です。


土佐くろしおO型で併用した料金券類。
それぞれに特徴があります。

伊予三島→多度津は、土佐くろしおO型をワープ梅田で買ったことにより新居浜駅でムーンライト松山からのタッチ&ゴーが出来、それにより特急料金がお安くなったという代物です。自由席特急券となるところ、JR四国が特別に短距離に設定した料金ということで特定特急券になっています。
多度津→高知は、マイファースト四国POSとなった佐古駅での発券。POS発券ならではの「□四」が左上にちゃんと印字されています。
高知→窪川は、前月に十和田観光電鉄に乗ろうとして乗る意味がなかったことに現地で気づき(涙)、あまった三沢→八戸の特急券をIGR&青い森通過連絡O型乗車途中の二戸駅で乗変したものです(途中下車したのはIGRの駅で、JRのみどりの窓口に寄りました)。またあしずり号は現在この下り1本しかなく、JRの最少運行本数の指定席連結定期特急でもあり、せっかくなので列車名が残るようにプチ展望席を指名買いしたものでもあります。
清流しまんとは貨車改造のリアルトロッコ列車ですが、こちらはなぜか窓口ではなく二戸駅のMVで買ってみました。
松山→新居浜はミッドナイト松山用ですが(全車自由席なので列車名は埋め込めません)、買ったのが高知駅MV302、すなわち全国初導入のMV35での購入でした。といっても私は気付かず、(4-タ)さんからコメントをいただいて事後に判明したことなのですが。(^^;;)


最長O型で併用した特定特急券。志度駅で買いましたが感熱が残念です(涙)。


アプローチに利用したムーンライト松山の指定席券。
ゆきは発売開始日に東鳴子温泉滞在中だったため鳴子御殿湯で買いましたが、まさにこれが人生初料補だったりします。
事務管コードが書かれていませんがこの後でPOSに入力がなされているので実務上問題なさそうです。ただしそのPOS入力では経路選択をしなければならず結局私めがアドバイスさせていただきました(^^;;)
かえりは岩手県内最長O型ツアー中に途中下車した新花巻駅で購入しています。
ムーンライト松山は今や絶滅寸前のリアルバッタンコシートが寝にくさ200%でした(苦)。


土佐電鉄「最後の未乗わたり線」に乗車しさらにタブレット交換を堪能すべく利用した電車一日乗車券。
スクラッチ式で、車内でも販売されていますが、今回は「金券ショップにしか見えない」はりまや橋の定期券回数券発売所で購入しました


きっぷではありませんが、清流しまんと号乗車記念しおり。
なぜか裏面に乗車時の注意事項が記載されています。指定席券に記載できないが故の苦肉の策でしょうか。


土佐くろしおO型の行使途中、宇和島駅の宿に泊まるべく、北宇和島駅から別途往復した際に購入したきっぷ。
北宇和島→宇和島は駅前(でもなく少し離れている)商店で売られているもので、無人駅での発売である○ムがもちろん印刷されています。
宇和島→北宇和島はふつうの券売機券です。


下灘駅に沈む夕陽を観たくて寄り道した往復きっぷ。伊予市駅のPOSで購入しました。
で、これがどうも感熱紙っぽいんですよね…ただし印字には感熱紙特有の赤にじみはありません。
ってもしかしたらPOSの感熱紙は赤黒2色印字非対応なだけかもしれないのですが。
ところで今はじめて気づいたのですが、プリカット紙の通し番号はかえり券の方が若い番号です。かえり券が先に印字されるのか、そもそもプリカット紙は通し番号が降順なのか…識者の方、ご教示いただきたくm(__)m

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