2007/07/23
平成筑豊鉄道のユニークな運賃制度
今ツアーで使ったきっぷは今晩スキャンして紹介いたします。
さて、その初日、平成筑豊鉄道を旅行中に車内で興味深い掲示をみつけまして、さきほど公式支援サイトを眺めたところ同じ内容のpdfファイルがありました。
これを見ると、松山・糸田・大藪の各駅と上伊田-行橋間の各駅との間で、田川後藤寺-田川伊田間をJR線経由とした場合、前後の社線運賃はキロ数合算で計算されていることがわかります(別表の部分)。
注記として「他にJR運賃が必要です」とあることから、この制度はJRとの間の通過連絡運輸ではなく、社線独自に旅客利便のためそのような制度を認めているのではないか、と予想されます。いうなれば、「リゾートしらかみ」の指定券を提示すればウェスパ椿山のみかん山モノレールスロープカーの運賃が割引になるようなものではないかと。
それで思い出しましたが、田川伊田駅に到着したとき、乗務員さんがおばあちゃんの席までなにやら紙片をもってきてて、おばあちゃんが「金田まで行くからいらないよ」とことわっていたのですが、これってまさにこの制度なのかもしれない!と思いました。つまりJR接続駅到着時に車内で運賃精算をして証明票を渡し、JRで移動後はそれで引き続き乗車できる、という感じの。
それでなんでこれが「O型きっぷ」エントリかといえば、この表を車内で見たとき、「もしや社線-JR-社線の通過連絡O型きっぷが購入可能!?」と逸ってしまったからなのであります。(^^;;;)
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