2010/04/25
門司港レトロライン初列車乗車時に利用したきっぷの紹介
2009年4月の門司港レトロライン開業初乗り+出光美術館駅&久留米高校前駅攻略の旅で利用したきっぷを紹介いたします。
まずは開業日一番列車に乗車するための、門司港レトロライン「ひとり2回きっぷ」。
片道2回か往復1回に使える割引きっぷで、実際にはまず開業一番列車で九州鉄道記念館→関門海峡めかりを乗車、その後徒歩移動してノーフォーク広場→出光美術館と乗車して、ちょうどこれ1枚で全駅乗下車も達成できています。
で、これがいろいろ曰くつきだったわけで。
まず、開業日一番列車に乗車するため、前日飛行機で北九州入りして駅に行ってみましたが、その時点で誰も並んでいなかったので門司駅まで戻ってまん喫で仮眠、JRの一番列車より早く戻ろうと5.7km歩いて5時半前に戻ってきたら先客1名で「一番乗りを避けられかつ確実に乗れる」ポジションとなりほっとしました。
その後8時前に、係員がやってきて「一番乗りのお客様に式典に出ていただきたいのですが」との打診。私に関係ないかと思いきや、横浜から来られた先頭の方が辞退して私におはちが! でもウソで1番乗りとかになったらいろんなところで叩かれるのが見えてるわけなので(笑)私も辞退、結果、私の後ろに6時半から並んでいた九州在住の若者が「1番乗り」として、式典で商品授与された上で開業一番列車の指定席(お偉方ばっかし)の中に座らされるという責め苦に遭ってしまいました(^^;;)。
さらに、9時から乗車券の発売が開始されましたが、この日は多数の乗客を予想してか券売機や窓口は開かず、乗り場通路にテントが張られてそこでの発売。しかしここには片道券と記念乗車券しかなく、でも先頭から4人は全員が2回きっぷ希望のドマニアばかりで、結局係員さんが券売機で買ってきたのを発売したっていうドタバタもありました。やっぱりこの種の企画を考えるときって、「マニアは記念きっぷを欲しがる」という勝手なイメージがあるんでしょうか。
とそんなわけで、発行番号は0002になったわけでした。
しかしこのきっぷ、改めて今しげしげと眺めてみると、妙なことに気付きます。
なんと有効期限はその年度いっぱいという、乗車券としては最長期限の部類ですが、しかしそれなのに券面には「乗車印を2箇所押印したものは無効です」の謎の表記…
違う日に2回目の乗車をする際にどうやってその乗車日をチェックするのか、またこれでは同じ日なら3回以上乗れてしまうじゃないか(1回目の使用と申告すれば絶対に回収されないわけですから)、と。
単なる「3回以上」の誤記なのかもしれませんが、とにかくこれは制度上不備と言えます。
もしかしたら今年度は表記が改まってるかもしれませんが…
あと、観光路線としての感想ですが、全線15km/hでの運行はいたってのんびり、なかなか面白い乗り物でした。
ただ、同じトロッコの黒部峡谷鉄道とか嵯峨野観光鉄道とかは「それじたいまたリピートしたい」と乗るたびに思いますが、こちらはそうでもないかと。
むしろ、門司港レトロ観光の純然たる移動手段として、しかしそれ自体にも風情がある、という位置にあるのではないでしょうか。
あと、駅員さんはボランティアだったりして、なるほど人件費節約としてはこの手だなぁと思いました(一般的に「やりがいの搾取」批判もありますが、これは仕事とはちょっと違う話かと)。
続けて、このツアーのもう1つの任務である、米沢泉美 全駅制覇の未達成駅のうち、JR久大本線上の久留米高校前駅を攻略するために購入した「北九州市内→北九州市内」のO型きっぷです。
ただし、これはニセO型ではないものの、発行に際してはマルスに「門司港→西小倉」と入力しているので、マルス経由線はカコシ-ニツホニ-ヒタヒ-キユウ-カコシであり、内容としてはO型ではなくP型ということになります。
この経路上で、有人駅としては香春・田川伊田・田川後藤寺・うきは・久留米大学前・久留米高校前・久留米・弥生が丘・けやき台・福工大前の各駅で途中下車をしましたが、下車印があったのは久留米大学前と久留米の2駅のみ。というかJR九州なので下車印が少ないのは覚悟していたのですが、だからこそ久留米大学前にあったときはかなりハゲシく感動しました(^◇^)
で、JR九州には「スタンパーで代用してよい」という内部通達があるらしく、実際にけやき台と福工大前でその扱いを受けていますが、けやき台は日付が未来になってるよ!(-□-;) これは福工大前で途中下車するときに駅員さんに指摘されて私も気付いたのですが、けやき台駅の委託駅員さん、「今日のしごとはおしまい、もうスタンパーは使わないから明日の日付にしとこう」と準備しておいたところに「途中下車印をお願いします」という珍客登場で通達に忠実にそのまま押しちゃった、ということかと思われます(^^;;)
各種券売機券。
1枚めは九州入りアプローチのための都営→羽田空港の割引きっぷ。PASMOでは割引にならないため、必ず券売機で買う習慣です。
2枚めは門司港から急遽門司駅ちかくのまんが喫茶へ仮眠に向かった際のきっぷ。まだSUGOCAがSuicaと相互利用できなかったので券売機券。
3枚めは乗下車カウント稼ぎのため、田川伊田から平成筑豊鉄道の上伊田で降りた際の片矢式きっぷ(運賃箱投入につき現物なし)
4枚めはその帰りの乗下車カウント稼ぎのため、上伊田から歩いてきた一本松駅で買った食券式券売機券です。
で、これは帰りに東京モノレール駅で購入したモノレール&山手線内割引きっぷ。GW中などに発売されるらしいんですが、この日は平日、それでも使えるというのはうれしいところで、当初は京急→都営で都庁前から出勤する予定を、思わずこちらに変更した次第でした。
最後に、往復のスターフライヤーの搭乗券&登場案内書。普通の様式に見えますが、最大のポイントは性別欄がないということに尽きます。
つーか飛行機でなんで性別欄が必要なのかよくわからなかったりします。どなたか理由ご存じの方はお教えくださいまし。
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