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2004/10/08

温泉法「改正」

温泉の加水、表示義務化の方針

ついにやってきました。
基本的に、表示を義務化するのはよいことだと思います。できればどのくらい加水してるのかとか、熱すぎる場合の冷却方法に関すしても表示の義務付けがほしいですね。

そして、それ以上を法律で決めることもないわけで、あとはユーザがいかにラベルに踊らされないようにするか、ということではないかと思います。

「源泉ならなんでもよいのか」「源泉そのままは常にイチバンなのか」というのには私も大いに疑問を持っています。熱すぎる源泉は人間が浴びるためには必ず冷却しなくちゃいけないわけで、そのために鮮度が犠牲になるのも仕方がない面もあるでしょう。そりゃ、熱交換やら湯畑やらという方法はありますが設備投資がかかるわけで、田舎のひなびたところでそれができるのか? と。ムリに借金してまでそうしてもらわなくても、それをきちんと表示するとか、小さな源泉槽を1つだけ残すとかした上でメインの浴槽で加水するのはやむなしだと私は思います。

#もちろん、いわゆる「源泉原理主義」をすべて否定してるわけじゃありません。例えば郡司さんが鮮度にこだわるのは、郡司さんが、味覚や嗅覚で温泉を「感じる」ことに最大の愉しみを置いているからでしょう。そういう楽しみ方をする人にとっては「源泉至上主義」は正当な主張であって、他の人がケチつけする筋合いもないです。

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