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2006/11/08

これがO型最長きっぷの実物だ!


錦糸町駅びゅうプラザにて、O型最長きっぷを発券してきました。

そもそも「O型最長きっぷ」とは何か、といえば、「LOPのOの長いやつ」です。
ってこれでは完全に意味不明ですが、大雑把に言えば「JRの片道きっぷのうち、出発駅から同じ駅に一筆書きでぐるっと一周して戻ってくるきっぷで、距離or運賃が最大となるきっぷ」ということになります。(LOPについては、SWAさんの偉大なるサイトに解説が出ています
そして今回、近藤英明さんが実際にO型最長ルートを求めておられるページに基づいて、発券してきたのがこのきっぷの正体なのです。(^O^)

10月23日に申し込んで、昨晩「できました」との報告、SWAさんが買い求め実際に旅をされた「LOP中最大」のきっぷは、もちろん今回の乗車券よりさらに経路が複雑になっているのですが、SWAさんの場合、東京駅の窓口で5日ほどで出来上がったそうで、「しっかりしてよびゅうプラザ」といったところでしょうか(u_u)。

そして渡されたきっぷはなんと「別紙6枚」!
別紙がつくのは当然に予測できたのですが、6枚も使うの?という感じ。しかし実際には、↑の右側のとおり、団体乗車券の用紙を流用してその経由欄のみを使っているため、余白が多くて6枚にもなってしまった、ということでしょう。(^^;;)
きっぷ「本体」と別紙6枚は、まとめてステープラで留めてあります。

以下、1枚ずつチェックをします。笑

「本券」ですが「総括券」という名前ははじめて目にしましたが専門用語で「本体」という意味だそうです。あとは特に特徴ない、普通の補充券でしょうか。

団体乗車券を流用した「別紙」の1枚め。「打切区間」の「経由」欄、備考、日付、発行箇所以外はすべて無効線が引かれています。
以下、各別紙の経由欄のみを検証します。

1枚めは至って普通。「総武→成田→総武」や「東海道→御殿場→東海道」は省略しすぎにも思えますが、これで無矛盾のはずです。

2・3枚め、ここに問題が集中しています!(^^;;)
まず「関西→環状→片町」では、大阪環状線のどちら側を回るのかが不明です。
次に、強制的に岩徳線経由で運賃計算されるはずの岩国-櫛ヶ浜間が「山陽」になっています。(ただしこれは規則上おかしいわけではないかな?)
3点めに、「山陽→宇部線→小野田線」では、山陽本線と宇部線を新山口で乗り継ぐのか宇部で乗り継ぐのかが不明です。

4枚め、一見して「小野田」(駅名と思われます)「幡生」は冗長な気がします。
「川部」はこの位置で必要十分ですね(^^)

5・6枚めは問題なさそうです(^^)

さて、そんなわけで疑問が3箇所もあり、うち2箇所はキロ数が変わるじゃないか、という危惧があるのですが、購入価格はSWAさん作の運賃計算ソフト MARSで計算したのと同額の67310円となりましたので、気にしないことにしましょう(^^;;)
なお有効期限は42日間です。笑

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この記事へのコメント
Re: これがO型最長きっぷの実物だ!

団体乗車券の経由欄を使うという例は珍しいのではないでしょうか。SWA 氏の場合はB5サイズの連続用紙2枚でしたし、乗車券の裏側に経由を書く例もあったそうですし。
大阪環状線は、特例が変更になったのを担当者が把握してなかったんでしょう。

From : ゆりこ @ 2006-11-11 01:10:48 編集

Re: これがO型最長きっぷの実物だ!

大阪環状線の部分は私もそうじゃないかという気がします。

From : いずみ @ 2006-11-11 15:37:00 編集

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