2009/04/23
山形鉄道通過連絡O型きっぷ=山形県内唯一O型きっぷの旅で使用した乗車券類
昨2008年5月中旬に実乗した、山形鉄道通過連絡O型きっぷにして山形県内唯一O型きっぷ、の旅で使用したきっぷの紹介です。
諸事情により、ダイジェストとさせていただきます。
まず本題たる山形鉄道通過連絡O型きっぷ=山形県内唯一O型きっぷです。
旧国鉄長井線=現山形鉄道は、米坂線とあわせ米沢-今泉-赤湯という環状線一周ルートを形成していました。それもあってか、米坂線と奥羽本線との間の短絡線としての実需もあるということなのか、現在に至るも通過連絡が設定されています。
通過連絡対象は東京都区内・福島・仙台市内・仙山線・笹木野-新庄間・米坂線と広汎に設定されており、すなわち東京都区内-東京都区内という旅費節約型O型きっぷにも組み込める、ということになりますが、通過連絡O型きっぷ実乗のマイルール「社線部分は極力長く、JR線部分は極力短く」により、山形県内で唯一の環状線一周ルートをとることとなりました。
で、米沢駅があるんだから、発着駅は米沢にしよう。さらに米沢駅みどりの窓口で買って米沢駅から乗って降りれば、券面は米沢だらけになるに違いない。
そんな発想で、結局は↑のとおり、「1券面5米沢」のしょーもない状態を実現できました。笑
米沢駅みどりの窓口では、マルス画面左端に赤湯・今泉両駅の接続コードが貼り出されており、経路入力で非常にスムーズな発券となりました。
経路には山形鉄道は印字されていませんが、「今泉・赤湯」から通過することは自明でしょう。
そして券面には、米沢スタンパー・米沢無効印以外に、今泉駅の途中下車印が押されています。これは、連規76条に基づく堂々の途中下車です。駅員さんはしばし熟考してから途中下車を認めてくださいましたが、これが特別下車のつもりなのか、制度を理解された上での途中下車なのかは謎です。
そしてその今泉駅での途中下車中、山形鉄道線でささやかな駅カウントも含めて別途乗車した際の乗車券です。
今泉→あやめ公園は今泉駅設置の食券型券売機券、長井→今泉は両矢式の硬券でした。
これ、↑右に両者の地紋を並べてみましたが、同じ鉄道会社の現役券なのにまるで違います。なぜでしょうか…
というかそれ以上に、硬券に詳しくない私としてはこれを見て「両矢じゃなくて3矢ぢゃん!」とも思うのですが、業界用語としては両矢式のようです…
つーかそんなこと以前に、これ、運賃額違うぢゃないすか(^o^;;;)…駅員さんにはもちろん確認をしたのですが「そのままお乗りください」って…訂正印もないんですかい(^o^;;;;;;)
今泉駅ではいったんの下車をせず、硬券とO型きっぷとを組み合わせて乗りとおしてきた赤湯駅。ダイヤの関係上、さらにプチワープとしてものすごい短距離ですが山形「新幹線」つばさ号の自由席に乗るために購入した自由席特急券。新幹線でなく在来線なので、ただの「自由席特急券」です。
ここからはO型きっぷ行使に直接関係しない券。東日本株主優待券2枚重ねで買った、東京都区内→大宮のP型きっぷです。
経路はトウホ-タカサ-シヨエ-シンエ-ハクシ-ウエツ-ヨネサ-オウウ-リクト-センフルB-トホシで、磁気情報ギリギリ10経路につき85mm券での発券となりました。
速報でも触れましたが、これ白新線を経由せず新津乗換にしておけば料金が1ランク安くなったところです。そうしなかったのは右上に押印された坂町駅の下車印を収集するためだけけ…乗下車済みなので純然たる下車印収集のみで高くしたわけです。
また羽前椿駅の駅名小印が押されています。同駅は簡易委託ですが、長時間停車時に改札を出ようとしたところ委託員さんに呼び止められ、検札の上で押されたという…米坂線の簡易委託駅は集札実施済みということで、あぁ越後下関&羽前小松の両駅には普通乗車券で途中下車せねばならなくなったのでした(^O^)
そして、下車印収集も兼ねての山形「新幹線」乗車用の自由席特急券。
どちらも「ひらがな5文字+漢字2文字」ですが、マルスではなぜか異なる印字レイアウトとなっているという、謎が大き過ぎる駅名組み合わせなのであります。
参考までに株優乗車券に押された両駅の途中下車印の画像も並べました(ハンコください!より自投稿分の引用)が、偶然の一致なのか、縦書き・横書きでマルス印字と類似なのであります(@_@)
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