→超軽量簡易版はこちら

2009/11/17

東武鉄道連絡乗車券 PART2

ここからしばらくの間、JR単独券紹介を先延べにしまして、時間軸を前後させつつ連絡乗車券紹介をさせていただきます。

連絡乗車券シリーズ第2回として、東武編その2です。ツアーのお題は「沢渡温泉+東武伊勢崎線系統・上毛・わたらせ渓谷・吾妻線全駅乗下車」ということでまるで連絡券がメインには見えませんが、しかし東武の連絡 往復出補がその基幹にずずーぃっと位置していることは間違いないということで(^^;;)、今回はこのツアーで使った乗車券を紹介いたしまする。


まずその基幹となる乗車券。浅草←→万座・鹿沢口の往復乗車券で、東武の印発機では発行できず、特殊補充券での発行となりました。
だがしかし、発駅となる東武浅草駅の有人出札口は補充券の発売にかなり渋い顔、いきなり「伊勢崎で買い直してください」とのコメント。こちとら、川俣駅で途中下車しないと行程全体が崩壊してしまう(後述)のでまったく引き下がれず、「連絡運輸の範囲ではなくなったんでしょうか?」と食い下がり。駅員さんは奥に引っ込み、何やら調べて「発売できるようです」。まずはほっですが、しかし今度は運賃表のような印刷冊子を調べ出し、しかしそれには万座・鹿沢口への運賃は出ておらず。結局、電卓叩いて対キロ運賃表から算出しとりましたよ…なんで連絡運輸範囲内なのに運賃表がないのかは非常にナゾでしたが、さすが東武、発券作業に取り掛かったら早い早い(^o^)。
有効期間は往復で4日間ですが、その全4日間をかけてゆきをちんたらちんたら踏破し、最終日の夕方にそのままソッコーでかえりをこなしています。入場はもちろん東武浅草駅、で一葉の往復乗車券のゆきが完了した場合は着駅の途中下車印を押すという旅客営業取扱基準規程第144条3項の規定により、万座・鹿沢口の下車印が押され、さらに万座・鹿沢口のスタンパーも押されています。ただし押印位置は明らかにおかしく、本来は浅草スタンパーと万座・鹿沢口下車印が最下部左側に、万座・鹿沢口スタンパーが最下部右側に押されるのが正当です。
ぁっ、そのほかにもう1つ、基271条2項による途中下車印もありました。JRの国定駅のものです。これをするために東武とJRがラッチ共有の伊勢崎駅であえて途中下車せず、国定駅まで別途乗車をしています。実はこれが基271条2項にあたるのかは微妙な気もしなくはないのですが(^^;;)、議論があるかもしれません。
それ以外の下車印は、東武線内の往路が多々良・福居(小印代用)・韮川・木崎・境町、JR線内は往路のみ前橋・群馬総社・群馬原町・長野原草津口・万座鹿沢口、復路は東武線の太田、東京メトロの押上!で〆でした。
東京メトロの押上駅は、東武の業平橋駅と同一駅扱いなので、当然に途中下車ができます。ちゃんと東武の下車印が設備されてるんだなぁ、ともらったときは思ったのですが、実は東京メトロは全駅に途中下車印が設備されているというオカルトなウワサもあったりします( ̄□ ̄;)!!


その4日間のうちの3日間で使いまくった、川俣発の「ふらっと両毛 東武フリーパス」。茂林寺前以遠がフリー区間となりますが、なぜかその直前で既に群馬県に入っている川俣駅発着の設定がありまして、なんと3日間1430円で群馬&栃木地区を降りまくれるという設定。そして川俣には、上述の往復連絡券で途中下車して達しているため、こんなおいしい話はないという寸法でありました。
実際には、川俣からは再び出補で入場して途中下車を続行、実際に行使を開始したのは伊勢崎線をそれて桐生線に入ってからとなりました。
なお実際には、印発機で発行される本体&ご案内券の他に、このきっぷで無料乗車できる各地域バスの路線図&時刻表の冊子も渡されます。が、結局バスにはまったく乗りませんでした。(^^;;)


連絡券でも何でもない、民鉄の1日券2社&トロッコ整理券。
2日目には上毛電鉄の「赤城南麓1日フリー切符」で全駅乗下車、3日目にはわたらせ渓谷鉄道の「一日フリーきっぷ」で全駅乗下車をしています。
後者は東武からの乗り換えとなる相老駅で購入し入鋏(ホントに鋏!(^◇^))していただいた上で結局乗下車済みの相老からは乗らずに1駅歩いて運動公園駅から乗車しました。
そして3日目に載ったトロッコ列車の整理券は、当日買うと記念様式の常備券になるところですが、確実を期してMEX券で事前発行してあります。
なおこの整理券で、長時間停車する神戸(ごうど)駅にてトロッコ列車から途中下車して再度乗車ができるのかどうかは、結局わかりませんでした(^^;;) ので、全駅乗下車に際しては改めてかえりにわざわざ跨線橋ふぅふぅ言いながら往復して乗下車カウントとしてあります。


国定駅の下車印&乗下車カウントのための別途往復乗車のかえり券を、POSで出してもらいました。
東京近郊区間内の有人駅ですから、もちろん自動券売機はあります。なのでわざわざPOSで出してもらうのも気が引けてたのですが、だがしかし、けっこうな数の人がやってきて短距離券をPOSで求めてたという現実。これすなわち、日本語が読めない人がたくさん住んでいるという現実。そんな北関東の現実を、1日目の夜に泊まった小泉界隈でも痛感させられましたが、ここでもそれはあったということで、それに便乗するカタチで私もPOS券を出していただいたということでし。


最後に、かえりを太田駅からラクして帰るために急遽乗ってしまった特急りょうもう号の車補特急券。
日光線系統の車補特急券とはサイズも様式も違う、まったく別モノな代物でした。
発行されたのは実に東武動物公園を出てから後。そこまではドアカットで下車客をチェックして、で通過時間の長いここで検札、という合理的なプレイでした。

この記事へのトラックバック

トラックバックはありません。

この記事へのトラックバックURL

http://feelfine.blog.izumichan.com/trackback/tb.php?id=27288

この記事へのコメント

コメントはありません。

Post Your Comment


*は入力必須です。E-Mailは公開されません。