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2004/08/13

大沢駅


7月25日、奥羽本線の大沢駅を訪ねました。
スノーシェードの中の急勾配中にホームが設けられています。
現在の、短い編成の各停電車のみ停車、という条件ではじめて、「普通の駅」となることができましたが、今でも昔のスイッチバック設備が残されている駅です。

この駅で下車したのは私1人。さっそく構内を観察です。


このホーム、山形新幹線が通過していくわりには狭いホーム。そんなわけで斜めの角度からなんとか駅標2ショットです。

つづけて、反対側のホームにまわってみました。


今降りた米沢方面ホームには待合室。中はけっこう暑かったです。


福島方を見てみました。左側にはスイッチバック跡が見えます。当然ながら立ち入り禁止だったので見るだけです。

そしていよいよここから、出口を目指します。


ホーム横断踏切の上から米沢方左側にある出口を見ます。なんと、側線が延びています!


少し歩いてから振り返ってみました。そして…


しばらく歩くと、視界にものすごいものが飛び込んできました!


これぞまさに、スイッチバック時代のホームと設備!
架線柱まで残っています。


今来た通路を振り返ってみます。


そしてここが旧大沢駅の駅舎があったところ。今では、現在のホームを示す標識が立つだけのさみしい駅入口です。


駅標がそのまま残されていました。もちろん、ここの線路の左側は行き止まりで、関根駅に行く列車もすべて右側に進んでいきました。


SL時代の給水塔。


さらに奥に進むと、そこには1067mm幅の線路が!

十分に旧線跡を堪能した後、改めて駅前に出てみました。


駅は高台の上にあり、この坂道を通ってアプローチします。ここは実は本線を跨いでいる橋です。両脇に見えるのは当然スノーシェード。


そのスノーシェードを眺めてみました。延々と続いています。


駅前にはこんな標識が。その後ろ側の広場も、何かがあった遺構のように見えます。


駅前は小集落。もともと地元のための駅ではなく、運転のための駅であることを物語っています。

この後はふたたびスノーシェードの中に戻りしばしたたずみました。
外では雷がゴロゴロピカピカ。他に人影がない中、いろいろと心を揺さぶられました。

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